「共感疲労」する人が増えてると聞きました
先日メディアで辛いニュースを見ると苦しくなるような症状が出る「共感疲労」の人が増えていると報道していました
確かに連日のように戦争のニュースや犯罪・事故・性被害などのニュースを聞いていたら気分が落ち込みますよね
株式会社 日向の鳥辺康則です
共感疲労とは、他人の苦しみや悲しみに対する過度の共感によって引き起こされる心が疲労した状態のことです
つらい状況にいる人の苦しみや悲しみに共感するあまり自分自身の心まで疲れてしまう
具体的な症状としては、無気力や気分の低下・イライラ等などが現れてきます
確かに現代社会は、マイナスの情報が頻繁に流れてくるために、情報の過剰な摂取になり心理的な負担が増大し心のバランスを乱す可能性が大きいと思います
特にインターネットを通じて世界中の情報をリアルタイムで知ることができるようになった現在では様々な悲しいニュースに触れる機会が多くなります
またSNSなど個人が投稿した情報は、適切な制限がかかっていない場合がある
そのため個人目線でよりリアルな映像となり、テレビニュース等の客観的な視点でモザイクなど制限がかかっている情報と比べて心の負担感やインパクトが強くなると言われているのです
だからこそ共感疲労は、現代社会において広く見られる心理的な問題の一つと言える
どんな人が共感疲労になりやすいのか?
感受性が強い人や他者に気を使い、他者を優先しがちな人は共感疲労しやすいと考えられてるらしいです
ある意味HSP(Highly Sensitive Person)と同じような能力かもしれません
生まれつき敏感で周りからの刺激を過度に受けやすい「繊細な人」です
確かに感受性が強いと他者の気持ちや言動に敏感になり、他の人よりも多くのことを感じ取りそれを自分のことのように感じる場合があります
そして自分よりも他者を優先するため、自分のセルフケアは二の次で他者の心配ばかりしてしまう
共感性が高いことはもちろん良い面もたくさんあります
しかしそれによって自分自身が苦しんでしまうことが多いのなら、上手な付き合い方をするしかないんです
どうやって上手に付き合うのか?
1番大切なのはテレビを見ないことです
マイナスの情報を入れないことが絶対に大切
そして次に他人優先ではなく自分優先にすることです
自分のセルフケアを優先してください
他人に同情して、何とかしてあげようと思うのではなく自分自身を中心におくしかないのです
一見利己的に見えますが全く真逆です
自分が満たされていないのに、他人のことを癒すことはできません
絶対に自分軸を持って優先してください
全般的には感受性が強く、優しい人がこの症状になりやすいのです
でもその影響で自分自身が壊れてしまったら意味がない
だからこそ最も大切なのはセルフケアなんです
自分最優先ってことです
後は身近な人に打ち明けるのも大切です
人に聞いてもらうだけでもスッキリするもんです
身近な人に話しづらい場合は心理カウンセリングなど専門家に相談してみることもオススメです
なぜならば共感疲労はほっとくと心身ともに疲れてしまうからです
そして最悪の場合取り返しのつかないことになります
優しくて人の良い人ほどその症状にかかりやすい
残念ですがそれが現実です
だからこそ自分1人でどうにかしようと思わないでください
そんなことを思ってブログに書きました
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