日焼け止めの塗り過ぎでビタミンD不足が問題視されています

「室内でも24時間日焼け止めを塗ろう!」みたいな過度ななキャッチコピーを見ることがあります
紫外線アレルギーの人は別として、屋外で絶対に日光に当たらないようにカバーしてる人をよく見かけます
株式会社 日向の鳥辺康則です
とても私は違和感を感じます

過去にも「なぜ日光がいつの間にか悪者になってしまったのか?」と言うような内容を書きました
・いつの間にかそんなに「紫外線」は悪者になってしまったのか?
https://117kirei.com/20220601toribeblog/
もちろん紫外線がお肌や髪の毛を含めて、老化の原因になったりシミの元になったりする事は知っています
でも人間は本来自然と共に生きて太陽の恵みを浴びて育ってきたと思っています
いつしか人間は日光を浴びることが悪いことのように感じてしまっているのです

そんな中で日本ではビタミンD不足の人が増えていると言うニュースを聞きました
原因は、食生活と過度の日焼け止めによる日光からのビタミン再生が行われない理由だそうです
ビタミンDがどれぐらい大事なのか?
ビタミンDはあらゆる健康被害を防ぐスーパー栄養素だと言うことを多くの人は知りません
ビタミンDの重要性を世界に発表したのはアメリカのマイケル・ホーリック博士です
彼は皮膚でビタミンDがつくられることを発見し、「ドクター・ビタミンD」と呼ばれるようになりました
2007年の時点で、健康維持に必須のビタミンDがいかに現代人に不足しているかについてNEJM(The New England Journal of Medicine)に有名な論文を書いています
これまで日本の医学界ではビタミンDはもっぱら骨を丈夫にするために必要な栄養素と考えられてきました

しかしそれだけでは無いんです
次のような効果が認められています
●カルシウム代謝を正常化し骨を強くする
●免疫力の増強
●がん、感染症、自己免疫疾患の予防
●動脈硬化、心臓疾患の予防
●糖尿病予防
●うつ病、SAD(社交不安障害)など精神疾患の予防
●脳神経を守り認知症を予防
●筋力の低下を予防
●死亡率低下
●アンチエイジング効果
つまりビタミンDは免疫力をアップし、あらゆる健康被害から私たちを守ってくれる「スーパー栄養素」と言えます
ビタミンDは太陽のUV-B光を浴びることで体内で合成され、ステロイドホルモンとして骨の成長や代謝に関与することがわかっています

だからこそビタミンDは「太陽のビタミン」と呼ばれ、骨の健康やカルシウムの吸収など多様な機能に必要な栄養として絶対に必要なのです
ビタミンDが不足すると疲労感・免疫力の低下・感染症の再発などを引き起こすと言われています
さらにビタミンD不足とうつ病の関連も指摘されている

そのことについて書いた過去のブログもあるので、興味ある方がいたら参考にしてください⬇︎
・「太陽光」の力って神秘的でもあるし凄いと思います
https://117kirei.com/20200429toribeblog/
日本では2018年にようやく保険適用になったばかりなので、その重要性に気づいてない人が多いです
私たちの体内でビタミンDをつくりだす方法は次の3つしかありません
・食事から摂る(とくに魚を食べる)
・日光を浴びる
・サプリメントを飲む
この中で1番良いのは自分で作り出すことができる日光を浴びることです
このビタミンDは若者の中では70%位の人が不足してると言われています
お肌のために日光を避け、また魚もあまり食べないからです

当然と言えば当然の結果なのかも知れません
ビタミンD不足のお母さんから生まれる赤ちゃんは、やっぱりビタミンDが足りないのです
その結果子どもが「くる病(小児骨軟化症)」にかかりやすくなります
また母乳に含まれるビタミンDも非常に少ないのが指摘されています
それらはみんな赤ちゃんに影響しちゃうのです
紫外線を極度に嫌って、お肌のために日焼け止めを乗りすぎると大変なことになってしまう可能性があります

もちろん日焼け止めを反対してるわけじゃありません
私の会社でも日焼け止めを売ってる位ですから(笑)
でも室内でも24時間塗り続けたり、極度に日光を嫌って過度に使いすぎると良くないと思ってます
今回はそんなこと思ったのでブログに書きました

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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