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食料自給率の低い日本人が飢える日はやってくるのだろうか?

食料自給率の低い日本で、本当に日本人が好きな食べ物を食べられなくなる日が来るのだろうか?

ある調査では、気候変動がもたらす影響の中で「問題」と思うことを10の選択肢から複数回答で尋ねたところ、農作物の収量・品質の低下といった食料不安が86%と最も多かった

株式会社 日向の鳥辺康則です

「気象災害の増加」(76%)や「豪雨や暴風によるインフラ被害」(70%)を大幅に上回ったんです

やはり食料に対する不安は日本人には強いいみたいです

農林水産省の試算によると、我が国のカロリーベースの食料自給率は38%だといいます

しかし実際はもっと低いと発言している方も多いのです

その原因の一つ目は、畜産物を飼育するためには飼料もほとんどが輸入に頼っているからです

畜産物を育てるために膨大な量が必要な飼料用のトウモロコシが輸入100%です

消費量が世界屈指である大豆・小麦の大部分、同じく大麦やソルガム・ミレットをほぼ100%輸入に依存しています

これらが計算に入っていないため、実際はもっと食料自給率が低下すると言われています

原因の二つ目は、最終生産物としての食料自給率が38%でも、その元となる種や肥料まで考慮すると自給率の姿は激変するということです

肥料には「窒素」「リン酸」「カリウム」という三要素があり、日本はそれらの原料についてほぼ100%海外からの輸入に依存しています

農水省の公表データによると野菜の2020年の自給率は80%だが、その野菜の種をどこから手配しているかというとほとんどが海外からなんです

国内で自給できている種はわずか10%にすぎないのです

どんだけ海外に依存してるんだ!と言いたくなる位です

そのことを日本の国民は知ってるのだろうか?

本当にそれらの輸出が止まったら何が起こるのか?

日本の胃袋は完全に海外に支配されてるようなもんです

それらを全て換算すると食料自給率は18%位じゃないかと言われています

そう考えると日本のカロリーベース食料自給率は、世界182か国・地域中128位だと言うことです

今世界では『クワトロ・ショック』と呼ばれる現象が起きています

(1)コロナ禍による物流の停滞
(2)中国による食料の「爆買い」
(3)異常気象による世界的な不作
(4)ウクライナ戦争の勃発

これによって世界の食料事情が大幅に激変してるのです

お金さえあれば、何でも買える時代は終わりかもしれません

お金を払ってもものが手に入らない時代なんです

すでに国際食料市場現場では日本の経済力の弱体化を反映して、アメリカ産やオーストラリア産牛肉・中国産の卵・小麦・大豆・クロマグロ・イカ・タラバガニなどを他国に買い負ける事態が広がっています

21世紀に入ってから世界人口の3割はすでに飢餓におかれていたと見込まれてます

WFPによると毎年300万人以上の子どもが食料不足が原因で死亡している現実があります

そこに日本人が入るとは誰も考えていないでしょう

南アフリカや東南アジアの貧しい国々のイメージしかないですもんね

でもほんとにそうなんでしょうか?

本当に私たちは未来のことを考えて正しい決断をしていかなければダメな時期に入ってると思います

世界の中で、日本人が真っ先に植えるのではないかと危惧してる人も多いです

そうならないためにもしっかりとした食料政策や自給自足の準備が必要だと思ってます

そんなことを強く感じてブログに書きました

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