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人間にとって欲望と執着が苦しみの「タネ」になることが大いにある

もっとお金が欲しい・もっと幸せになりたい・もっと長生きしたいなども含めて、人間はもっと病にかかっていると思う

欲望は尽きることがなくどこまでも深まるものであると私は思っています

株式会社 日向の鳥辺康則です

そしてそれが執着になった時に完全におかしくなってしまう

人間はお金や富を得ると、次にそれを失うことを恐れてしまう

そして恐れが増すとそれが執着になる

中国では老子が「無為而無不為=無為なれば、しこうして為さざるなし(無為に至れば、自然にすべてがうまくいく)」と言っています

つまり多くを求めるから苦しみが生まれ、あれこれ望むからいろいろなことがうまくいかないというわけです

私は25年間にわたり(株)環境保全研究所の創業者である西銘正義氏に様々なことを教えていただきました

残念ながら2年目他界されましたが、教わった事は今でも心の中に刻まれています

その中でいくつか紹介すると「人間は足るを知ることが大事だ」ということです

「少欲知足」=欲を減らし、足るを知ることが苦しみを減らす

欲望はキリがないということです

求めているものが手に入ると、次のものを求め始める

エンドレスの欲求が、人間を狂わせ不幸にする

もっと求めろもっと望めと煽り苦しみのタネを増やすことを自らが行っているように思います

足るを知ることによって、無いものに着目するのではなく今あるものに感謝することができるようになります

つまり、今の状態で既に幸せだと言うことに気づくということです

〇〇だったら幸せ!と言う人がいますが、外に幸せを求めても結局ないんです

お金がたくさんあったら幸せ!自由時間がたくさんあったら幸せ!資産家の旦那さんがいたら幸せ!

無いものを求めていくから欲望も尽きないのです

そしてもう一つ紹介すると「無為自然」=作為的なことはせず、自然に任せるのがいいということです

人間は考える生き物です

でも考えるという行為は、実は自分本位になってしまいがちなので周りが見えなくなります

つまりは利己的になりやすいということです

考えることも大切ですが、素直に心が求めていることに従うことも大切だと言うことです

その時に大切なのは作為ではなく自然に委ねるということです

そのことがとても大切だと教わりました

所詮人間が考える事は自分都合だったり利己的なことが多いということです

頭脳ではなく自分の内側にいる本当の自分(真我)に問いかけるべきです

そしてそこから導かれることが本当の答えだと言うことです

そしてその答えが導き出された時は、後は自然に委ねるということです 

あたふたせずに天に任せるみたいな感じかな

道にあるのであれば、必ず天は必ず活かし導くと言うことを教わりました

どんなことが起きても必ず導かれるということです

欲望も執着もつけることのない底なし沼みたいなもんです

そんな中で我々は先人から学ぶことがたくさんあると思います

今回はそんなことを思ってブログに書きました

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