アパレル業界の未来は?
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。
百貨店やショッピングモールの閉鎖が相次ぎ、小売業の破壊が叫ばれるアメリカ。日本でも人口減少を背景に、アパレルは苦戦を仕入れられていると言われております。
そこには明らかな勝者と敗者が存在しており、店舗の閉鎖が相次いで小売業は残念ながら後者となっているようです。
グローバルにおける勝者のパターンは次の3つに分類されると言われます。
・高付加価値型
ストーリやクリエイティビティベースとした付加価値「ブランド」創りあげることで高い収益を生む。
例: ヘルメス、バレンティーノ、プラダ、ケリング、LVMHなど
・グローバルSPA型
企画から製造、小売までを一貫して行うビジネスモデル。消費者の思考の移り変わりを敏速に製品にに反映させ、在庫のコントロールが行いやすいなどメリットがある。この製造小売り型のストアブランドをグローバル展開し、スケールメリットとブランド認知行動を高めるのがグローバルSPA型。
例:GAP、ZARA、H&M、ユニクロ、良品計画など
・カテゴリーキラー型
スポーツ、アウトドアといった「領域」や、スーツ、靴、鞄といった「アイテム別」など、特定のカテゴリーに特化することで安定的な事業運営と収益性の向上を図る。ただし、成熟した昨今の業界において、ほとんどのカテゴリーで定番ブランドが出来上がっており、ニッチ戦略のみでの成長は難しくなってきている。
例:アンダーアーマー、ナイキ、アシックス、鎌倉シャツなど
人口減少を背景とした国内市場の縮小、それはアパレル業界に限ったことではありません。
生き残りのために残された選択は2つだと言われております。
1つは、ブランド構築の明確な戦略とロードマップを作り、海外進出にチャレンジする。(グローバル)
国内アパレル業界は旧態然としたまま国内市場にしがみつき、グローバル化が最も遅れている業界になってしまっているのです。国内市場がいずれ頭打ちになる事は10年以上も前から誰しもがわかっていること。
もう1つは、コアなファンを大切にする地道な事業継続です。(サステイナビリティ)
つまり「グローバル」か「サステイナビリティ」か!と言われております。
中間価格帯のトレンドマーケットでは、市場の縮小と、消費者の価値観の多様化に伴うトレンドの小粒化・短サイクル化が同時に進んだ結果、国内のトレンドマーケットのみで大きな売り上げを作ることがますます困難になってきています。
一方で、個性のあるデザイナーズブランドやストリートブランドには、これまで以上に成長の可能性があると言われております。
多様化する消費者をニッチにとらえることができる中小のブランド・ショップにとってはチャンスが多い競争環境です。ニッチでも世界に響く理念・デザインを表現したブランドを作ることができれば、サステイナビリティな事業の継続は可能なのです。
しかし、いずれの選択をとるにせよ、ビジネスモデルに合わせたデジタルの活用は欠かせないと言われています。
自動生産、IoTの活用、マスカタマイゼーション(大量生産とほとんど変わらないコストでオーダーメイド商品を作る「個別大量生産」) 、店舗におけるAI/ロボットの活用、 SNS、メイド・トゥー・オーダー等・・
どの業界でもデジタル化の流れは避けられません。
今回はアパレル業界のことを書かさしていただきましたが、これは美容業界にも言えることです。
人口縮小に伴い市場そのものが縮小していく事は誰もがわかってることです!その中で何を選び何を選択するかが非常に重要な時期に差し掛かってきています。
この文章がその中で少しでも参考になればと思って書かさせいただきました。
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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