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セブンイレブンの勢いが止まらない!

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンは売上高シェア50%目指す方針を打ち出しました。

2017年2月期のセブンの業界シェアは42.7%です。
凄くないですか?
それもファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合のように、再編でもぎ取ることによってのシェア率では無いのです。

セブンイレブンはいったいこの目標達成に向けてどういった戦略を立てたなのでしょうか?

それはシニア層のさらなる取り込みと有職主婦の増加による「中食需要」の獲得と言っていいと思います。

それに伴い店舗のレイアウトも大幅に変更してきています。
新しい店舗レイアウトは、従来入り口横の看板商品であった雑誌売り場をなくして、代わりに冷凍食品売り場を拡大、品揃えを従来比4倍に増やしています。

セブンイレブンはおそらく今後、中高年層の1?2人世帯は自宅で食事を作る回数が加速的に減るだろうと呼んでいます。

ミスターコンビニ鈴木敏文 さんの頃にはなしえなかった、思い切って雑誌コーナーを縮小すると言う「変化対応」を井坂社長は実行しているのです。

これらのシニア層の取り込み改革により、2008年2月期で25.8%だった50歳上のシニア層シェア率が、 2017年2月現在では40%と格段に向上しています。

ライバルはなぜ追随できないでしょうか?

業界二番手のユニー・ファミリーマートHDはサークルKサンクスを統合することにより、加盟店1店舗ごとに新条件を承諾してもらうためにあたふたしております。
そしてこの大事な時期に「中食改革」の責任者である取締役で商品本部長だった方を解任しております。
つまりはお家騒動が起きていると言うことです。

業界三番手のローソンにしても今年 玉塚元一氏を退任。変わって三菱商事から竹増貞一氏を招き社長に就任いたしました。
商社は簡単に人事を実行しますが、流通業、特にコンビニはわずかな売り場面積の中で、世の中の変化に合わせた商品政策を実現しなければならないビジネスです。

そんな時にコロコロと社長が変わっては変化に対応できないし、改革も中途半端に終わります。

セブンイレブン成功の理由は、カリスマ鈴木敏文氏が創業から一貫してトップの座にあり、商品作りなど簡単には妥協しない徹底力を組織に浸透させていったからといえます。

その鈴木イズムを継承した井坂隆一氏は、雑誌コーナーの縮小や大胆なレイアウト変更に見られるように、変化に対応するためなら鈴木氏が築き上げた伝える際も否定します。

変化への対応力が求められる時代の中で「変えてはいけないこと」と「変えなければならないこと」が明確なのがダントツの理由と言うことです。

たまにセブンイレブンに行ってどのように変化しているかをゆっくり見て回るのも勉強になると思います。

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