あの除草剤がさらに水中の生物にも影響与えることが判明しました
世界の多くの国で使用規制や制限がかけられているグリホサートが主成分のラウンドアップ
何度となくブログにその危険性と生物多様性に対する弊害を書きました
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
ラウンドアップは世界で最も使われている除草剤で、1970年代半ば以降の総使用料は約86億kgと言われています
最近では遺伝子操作で耐性を持たせた作物ラウンドアップレディーも開発され販売されています
ご承知の通り除草剤のグリホサートを含むラウンドアップを長年使用していたため悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)を発病したとして、同社を訴えていた複数の裁判で、その有害性が認められています
訴訟件数はアメリカだけで1万8000件を超えています
これを受けて様々な国では使用の禁止や制限が検討され実地されています
しかしあろうことかこの日本では、2017年12月にグリホサートの使用規制を大幅に緩和したのです
農協はグリホサートを使うことを推奨し、家庭用のものは100円ショップでも買うことができます
なので安全だと信じ込まされている日本人も多いのではないでしょうか?
日本のマスコミは国民の安全に関する重要情報は全く流しません
国民の健康よりも大企業の儲けの方が重要だと思っているようにしか感じられないのです
この世界中で問題視されているグリホサート(ラウンドアップ)が、さらに水中の生物多様性を消失させていることがわかったのです
世界からミツバチが消えた原因を作ったと言われている除草剤です
ミツバチの世界的な減少はこの除草剤の使用と関係があると言われています
その他にもミミズにも悪影響をもたらすと言われています
今回、3月初めに科学雑誌ネイチャーで発表された研究によると、淡水池中の植物プランクトン群衆の生物多様性の約40%が、ラウンドアップによって失われたと言うことです
気候変動を受けて環境条件が極端さを増す中、食物網を支える植物プランクトンがより脆弱な存在になることを意味しかねないのです
知らず知らずの間に水中の植物多様性損失が起こっていると言うことなのです
たかだか植物プランクトン?と思う人もいるかもしれません
しかし植物プランクトンの多様性の消失は、淡水池や淡水湖における食物連鎖の生産性や安定性に影響を及ぼすと言うことなのです
以前はネオニコチノイド系農薬が水中の植物多様性に影響与えると言うことがわかっていました
しかし今回、世界で最も売れている除草剤グリホサートもが、影響を与えていると言うことが判明したのです
島根県の宍道湖でも影響を受け漁業衰退が進んでいます
日本うなぎの減少も関係してないとは言い切れないのです
本当にこのままでいけば虫も魚も鳥もいない未来しか待ってません
発がん性があり人間の身体に悪影響与えるだけではなく、様々な生物多様性の壊滅も招いていると言うことを真剣に捉えて欲しいのです
ミツバチがいなくなると食べ物のほとんどが収穫できなくなります
植物プランクトンが水中からいなくなると多くの生物が影響受けます
われわれは地球で住んでいる一生物でしかないのです
自分のエゴや利益のために他の動植物を見殺しにするのは良いのでしょうか?
特にグリホサートは、東北よりも関西や九州で多く使われていると言うデータも出ています
そんなことを受けて今回科学雑誌ネイチャーの発表があったのでブログに書くことにしました
すべての動植物が輝ける未来に向かって自然に生きていけるような地球を作っていきたいですね
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