世界中の海で今異変が起きている事実があります
甚大な被害をもたらした台風10号が日本列島を去りました
人間が生きてる上で一度出会うか出会わないかの大きな台風だったと言われています
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
なぜ台風10号がここまで巨大になったのか?
原因の一つが海の海水温の高さと言われています
ここ近年世界中の海はどんどん温度を高めていっています
通常は冷たい海域で取れるはずの魚が取れなくなっています
釧路では「さんま」が過去最低の水揚げ量と言うことです
北海道でも「秋鮭」が取れるはずが、海水温が比較的高い地域にいる「ブリ」が大量に水揚げされていると聞きます
海水温が低い海域で取れる魚がほとんど取れなくなっていると言う事実があるのです
実は世界で海で起こってるのはそれだけではないので
海洋の「温暖化」「酸性化」「貧酸素化」と呼ばれている死のトリオです
温室効果ガスの排出によって地球の大気に蓄えられている熱の90%以上を海が吸収しているのです
平均の海水温は過去100年間で0.6度上昇したと言われています
さらに海洋酸性化は、少なくとも過去3億年で類を見ない水準で進行していると言われています
そして今もう一つの問題が起きています
それが海水中の溶存酸素量の急速な減少です
海水の酸素濃度が変化し「デットゾーン」と呼ばれる酸欠水域が増えている
サンゴ礁の死滅を始めとし、多くの生物が生きていくのにふさわしくない環境に変わってきていると言うことです
デンマーク沖の海域では酸素濃度が低下した「デットゾーン」が1年間で2倍の面積になったことが発表されました
世界の海で酸素濃度の低下が確認されたのは、1960年代はわずか45カ所でした
今は約700カ所以上に増えていると言う現実があります
地表面積の4分の3近くを占める海洋は、我々が呼吸する酸素の約半分を供給し、毎年数十億人分の食料を賄っているのです
世界の海で多くの異変が起きています
それが様々な形で我々人間におそいかかってきてるのです
その原因を作ったのは間違いなく我々自身です
その原因にいち早く気づき手をうたなければ、ますます我々は自らの手で首を絞めていくことになります
台風10号が去ってほっとしている人も多いと思うのですが、抜本的な原因解決になったわけではありません
人間が今地球で起きている異変に本当に気づき改善する努力をしなければ手遅れになると思っています
そんなことを思ってブログに書きました
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