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「正義中毒」に陥り他人を叩くことに快楽を覚える人が増えているような気がします

SNS上で他人を攻撃したり、非難中傷することが収まらない現状があります

「自分が絶対に正しく、相手が間違っている」と言う思い込みが強くなってるような気がします

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

私自身も正直「正義中毒」的なところがあるかもしれません

列に並んでいる時に割り込まれると注意したくなります

持続化給付金の不正受給のニュースなどを見ると怒りすら覚えてしまいます

これってあくまでも自分が正しくて、相手が間違っていると言う前提でこみ上げてくる感情だと思うんです

「自分のほうが絶対に正しい」と言う態度で他人をジャッジしてしまっているのです

日本では「ディベート」と言うことを学ぶ機会があまりありません

ディベートとは、あるテーマや課題に対して賛成と反対に分かれて、公開で討論を行うことをいいます

自分の意見と正反対の人の話を聞いて、それに反論すると言うことです

でも日本人て苦手だと思うんです

もっと言うのであれば、自分とは異なる考えや行動をなかなか理解できないから、許せないと言う感情が生まれてしまうと思うのです

この許せない感情ってどこから生まれてくるのでしょうか?

過去に脳科学的に調べたことがあります

人間は、個体としての脆弱性をカバーするために、集団を形成することで進化してきた。安全性や生活の効率を高めるためには集団の持続が不可欠。そのため、人は本来、自分の属している集団以外を受け入れず、攻撃するようにできている。自分たちの正義の基準にそぐわない人を「悪人」として叩くと、脳内で快楽物質のドーパミンが分泌され、快感が生まれるのだ。そのため、誰かを叩けば叩くほど気持ち良くなり、やめられなくなる現象が起こる。また、人間は誰でも自分の属する集団の仲間を、他の人々より良いと感じる“内集団バイアス”を持つ。よほど注意しないと脳が手抜きをし、自分のグループ外の人たちをひとりひとり丁寧に判断せず、「あの人たち」とひとくくりにして悪いレッテルを貼ってしまう。

今アメリカの選挙戦で起きていることが頭に浮かびますよね

トランプ派は、バイデン氏を支持する人をとにかく攻撃します

逆にトランプ支持者は仲間だと思い一気に距離が縮まるのです

他にも日本人は島国であるが故に、他国の人を受け入れがたい現状があります

海外に行っても日本人同士で固まっていたり、外国人と積極的にコミュニケーションを取ろうとしません

国をまたいでの論争や戦争ってこういうところから発生してると思うのです

特に日本人は集団主義的な性質が強いと私は思っています

でもどんな相手に対しても人間として尊重し、認めると言うことが大切な時期かもしれません

分離や分別から統合や共生の時代になってきてると思います

他人を許して穏やかに生きるには、まずは怒りの感情が沸いた時「中毒症状が強くなっている」と自分を客観視することが大切だと言われています

脳科学的に言うと、脳は加齢により保守化していると言う傾向になります

自分が元来持っていた思考が硬直化し、それ以外の意見を全く受け付けなくなっていくと言うことです

俗に言う「石頭」と言うことになります

しかし逆に言うと脳は老化する一方、習慣や経験によって成長もできると言う事実があります

いつもと違う道順で歩く

いつも利用する店を書いてみる

意識的に新しい経験を重ねることで、柔軟で寛容な脳につながっていくのです

頭がカチカチになる前に、柔軟性を保ち様々なことをチャレンジして他人を受け入れる大きな心を持ちたいと思いました(^◇^)

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