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畜産業界における抗生物質の内容は新たな脅威を生み出す可能性がある

最近仕事柄第一次産業の方々とお会いすることが多くなっています

農家さんや漁業関係・畜産や酪農関係の方々です

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

そんな中で話に出てくるのが家畜の病気を予防するために抗生物質を投与すると言う話です

しかし抗生物質の乱用によって新たな脅威が生まれてくる事はあまり知られてません

それが「耐性菌の脅威」です

今世界では抗生物質の効果が失われつつあるのです

なぜならば細菌が耐性を持つように変化し続けているからです

いったい耐性菌がどんな危険があると言うのでしょうか?

1つはこのような耐性菌が人に感染することで治療もできない恐ろしい事態が起きる可能性です

2つ目は耐性菌が増えることで家畜の伝染病が止まらず多くの病気が蔓延して食糧難になることです

人間が摂取する抗生物質などの耐性は言及する人が多いのですが、家畜で見つかる抗生物質耐性菌について語る人は本当に少ないのです

しかし地球上には人間よりはるかに多く家畜がいて、発展途上国の生活に欠かせない存在になっているのは事実です

実際に中国やインド、ブラジル、トルコ、イラン、ケニアなどでは食用肉の重要が急激に増え大規模畜産が急増しています

そんな大規模畜産の中で抗生物質が効かずに伝染病が徐々に広がっているのです

家畜に抗生物質を投与する目的は病気の治療だけでは無いのです

家畜の成長を促したり、すし詰め状態の納屋や飼育場での病気を防ぐために抗生物質を餌に混ぜているケースが多いのです

つまり抗生物質依存と言うのは安価な生産物を作るためのコストダウンのために使われているのです

その結果人類が滅亡するような恐ろしいスーパー耐性菌などが生まれる事態を生んでいます

世界の数十億の家畜に抗生物質を使うと言う事は、頻繁にスーパー耐性菌が発生し我々人類の存続を脅かすことを加速させると言うことなのです

決して怖がらせるためにこんなことを書いてるわけではありません

あまりにも畜産業界が安易に抗生物質を乱用することによってさらなる伝染病が拡大していると言う逆効果を言いたいのです

薬が一切効かないスーパー耐性菌が人間に感染したらどうなるのでしょうか?

とても恐ろしいことを我々は望んでやっているように思います

すべては資本主義社会の中で安いお肉を大量に生産すると言う考えが優先してるからです

資本主義社会の考え方からどこかで脱却しなければ永遠にこの問題はなくなる事はないと思います

日本に暮らしているとそんなことを感じる事はないと思いますが世界の後進国や発展途上国では経済優先と言う名のもとで恐ろしいことが行われます

少しでも多くの方がこの事実に気づき真剣に考えていかなければならない時期が来てると思います

そんなこと思ってブログを書きました

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