家畜に濫用される抗生物で新なる耐性菌が増えている脅威があります
先日購入した女性週刊誌で書いてあった気になる記事
それは・・・食べてはいけない恐怖の「輸入豚肉」と言うものです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
前回に続きその記事で気になったことや思ったことをブログに書くことにしました
前回は成長促進剤の「ラクトパミン」が使われているお肉の話をしました
そして今回は家畜に濫用をされている抗生物質の話です
多くの輸入豚で感染症の治療だけではなく予防のために抗生物質が投与されている実態があります
大規模な農場では、家畜を狭い場所に密集させるので感染症対策のため抗生物質を毎日投与されていると言う飼育実態があるんです
抗生物質は成長を促進する特徴もあって少量の餌で早く目標体重に達するメリットもあるので使われていると言う側面もあります
この食用豚に対する抗生物質の濫用が人間の体にも影響及ぼしている可能性が否定できないのです
抗生物質漬けの肉を人間が食べて体内に摂取続けるとどんなことが起きるのでしょうか?
それは、抗生物質の攻撃を受けて死滅していた細菌が変化し、抗生物質に耐性を持った「スーパーバグ」を生む可能性が指摘されているのです
その結果、以前は簡単に治療した感染症が生命を脅かすほど深刻になると言うケースが出てきています
世界で投与されるすべての抗生物質の4分の3が家畜ように使われています
言い方を変えると人間用の抗生物質の4倍以上の量を使用してるのです
人間に抗生物質を使う事は病気の治療なのですが、家畜の場合は違います
経済優先の成長促進させたりすし詰め状態の納屋の病気を防ぐために使用します
その結果耐性を持ったスーパーバグが人間へ感染し始めているのです
農場が使用する薬の量を政府に開示する必要がなく、行政チェックも禁じられているため全く何も規制はかかっていません
それでも人間に感染したスーパーバグの報告などにより、世界では抗生物質の使用を減らす働きが始まっています
日本は一切何もしていません
最近世界では成長ホルモンや抗生物質を使わないと歌うハンバーガー店や、スーパーのオーガニックコーナーなどが人気になっています
日本はそのような実態そのものが知られていないのでまだまだ認知されていません
つまり世界では成長促進剤や抗生物質を投与した家畜の肉を拒否する動きが加速しています
より安心安全なお肉を求めているのです
当たり前ですよね
しかし日本は世界の国々の方が危険視して食べなくなった薬漬けのお肉を大量に積極的に輸入しています
つまり日本は薬漬けの肉を受け入れる数少ない先進国なのです
「危険食品のラストリゾート」と言われている実態を日本人は知りません
世界中で危険だと認められて食べられなくなった食品は全て日本に送れば輸入してくれると言うことです
この話本当なんです
そしてオーストラリア等を含む多くの国では、自国向けにはホルモン剤不使用の家畜を育てますが、日本向けは大量の薬を投与して作ったお肉を輸出しています
なぜならば世界の価格競争の中で安いものを日本は求めるからです
「安全安心」のものを求めるのではなく「安い」ものを求めているのです
旧態以前の競争原理が働く価格競争の中で消費者は価値基準を決めているのが日本です
安いものを選ぶ傾向にあると言うことです
本当にそれで良いのでしょうか?
他店との競争があり、外食は輸入肉に頼りがちです
加工食品やお惣菜も輸入肉に頼っています
知らず知らずの間に大量の薬漬けのお肉を毎日食べてるかもしれません
そんなことを女性週刊誌の記事を読んで思ったのでブログに書きました
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