世界の各地で歴史的干ばつ辺が少しずつ広がっている現実があります
雨の降るはずの地域にほとんど雨が降らずに食料や水が枯渇する現象が干ばつです
ハリケーンや竜巻などは目に見えての異常気候の中でメディア中継とかされるので人々の関心が高まります
株式会社 日向の鳥辺康則です
しかし「干ばつ」はゆっくり進行し長期間続くためあまり話題にはなりません
しかしこの干ばつがもたらす我々の影響は計り知れない位大きいと思っています
米国の西部で現在起きている干ばつは歴史的水準に近づいていると言うことです
米海洋大気局(NOAA)の国立環境情報センター(NCEI)は次のような発表しています
長年にわたり米西部一帯に発生している現在の干ばつは、米国干ばつモニター(U.S. Drought Monitor)の22年にわたる歴史の中で、最も広域に及ぶ厳しいものだ
2022年の最初の3カ月間は、降水量不足が記録的水準に近づいています
気候学的な雨季が西部の一部地域で終わり、積雪が平均以下で、貯水池が史上最低水準かそれに近い状態である中、干ばつの拡大と激化、水資源不足に関する懸念が高まっているです
アメリカ西部は、米国で生産される小麦・とうもろこし・綿・畜牛の5分の1近くを支えています
歴史的干ばつにより水源の水がなくなりこれらの作物が大打撃を受けます
さらに干ばつは山火事をも発生させる可能性があるのでとてもへ大きな災害になるのです
外でも、アフリカ大陸の北東部、「アフリカの角」と呼ばれる地域にあるジブチ、エチオピア、ケニア、ソマリアの4カ国を、長期的な干ばつが襲い、2000万人が生活の困窮と食糧難に苦しめられています
雨がほとんど降らない雨期が3期続き、今年3月に始まるはずの次の雨期にも、状況は変わらないだろうと予測されています
4年間ほとんど雨が降らない状況が続いているのです
「世界は今、間違いなく破滅への入り口に立っています。もう時間はありません」。国連食糧農業機関(FAO)のレイン・ポールセン氏は、そう警告してます
国連世界食糧計画(WFP)東アフリカ地域支部長のマイケル・ダンフォード氏も、現地の状況について「農作物は全てだめになり、家畜が死に、飢餓が拡大しています」と話します
主な原因は、アフリカの角から遠く離れた太平洋西部の海水温上昇とラニーニャ現象が関係していると指摘されています
他にも、マダガスカル・アンゴラ・アフガニスタンなどでも歴史的干ばつが続いています
とても日本になじみはない遠い国の話ですが、同じ地球上で異変が起きていると言うことを知って欲しいのです
無関心が1番良くないと思っています
そしてこの干ばつと言う問題で間違いなく大規模な食糧難がやってくると言われています
食料自給率の低い日本で本当に無関係で入ることができるのでしょうか?
現在この干ばつは予測できない気候モデルなのです
どこでどれぐらいの期間発生するかが分かりません
しかし間違いなく私たちがその地球で干ばつが広がり続けてます
そんなことを思って今回はブログを書きました
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