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人生思い通りにならないことだってたくさん起こると思います

人生を長く生きていると思い通りのことにならないことってたくさん起こりますよね

でもそんな時「考え方一つ」で苦になる時もあれば、全くならない時もあると思います

株式会社 日向の鳥辺康則です

せっかく旅行に出かけた週末に天気が晴れずに雨が降ってしまった

楽しみにして行った飲食店が臨時休業で閉店していた

そんなシチュエーションてありますよね

思い通りにならないことって人生の中でたくさんあると思います

人は思い通りにならない時に怒ったり悩んだり苦しんだりするものです

つまり「都合通り」にならない時に不のマイナス感情が生まれるのです

自分は急いでるのに前の車がトロトロ走っていると怒りがこみ上げてきます

都合通りにならないからです

この都合通りにならない感情をお釈迦様は解放したいと言う思いで出家したと言われています

2500年前、北インドの王国の王子であったお釈迦様がその地位を捨て、妻も子どもも捨てて出家しました

その理由は人間にとっての「四苦八苦」をどうにかしたいと思ったからと言われています

すべての人間が逃れることのできない「四苦」と「八苦」です

まず「四苦」とは、「生・老・病・死」という基本的な4つの苦のことです

この4つの苦に、次の4つが加わります

愛する者と別れ離れなければならない「愛別離苦」

嫌な人間と会わなければならない「怨憎会苦」

求めても得られない「求不得苦」

心身を構成する5つの要素に執着してしまう「五蘊盛苦」

これで「四苦八苦」です

では「苦」とは何か?

仏教における「苦」の定義は実にシンプルです

「自分の都合通りにならない」ということです

歳をとって老いる事や死ぬことなども自分の都合通りにならないのです

私たちが、辛い、苦しい、嫌だ、めんどうだといった「ネガティブな感情」を抱くのは、すべて「都合通りにならない」ことに対してです

「都合通り」にいかないことは、すべて「苦」であるということになります

逆に言うと人間は皆自己中心的で「都合通り」にしたいと思っていると言うことです

これを解決するには考え方を変えるしかないのです

たとえば仏教的なアプローチでの逆転の発想で、自分の都合通りにしようと思わなければいい、それでノープロブレムだ、とすることです

たとえば、コーヒーが飲みたいという「都合」がありますがコーヒーがない

こんな時に考え方一つ変えてみるのです

別の飲み物でいいか、ということにすれば、何も「苦」は発生しません

「ずっと若くいたい。年を取りたくない」という人は、「年を取るのも悪くないかもしれない、けっこう面白いかもしれない」というふうに発想を変えれば、「老」は「苦」ではなくなるんです

この世は思い通り、都合通りにいかないことばかりです

「ネガティブな感情」が発生したら、これは「自分の都合」のほうが都合悪いのではないか、と考えてみることが大切です

驚くほど嫌なことが減って、心穏やかな時間を手に入れることができると思ってます

お釈迦様の教えは人生自分の思い通りにしようとしないことです

起きること全てを受け入れて身を流れに任せると言う教えです

そんなことが人生の中でなかなかできないので、何か都合通りの事にならなかったら考え方のスイッチを切り替えるしかないのです

そんなことを思ってブログに書きました

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