気象庁も認めた今年の夏の異常気象は今後も続くのでしょうか?
SNS上で今年の夏は「蚊」が少ないと言う情報が出回ってます
実際に「蚊」を都内であまり見かけなかった事は事実だと思います
株式会社 日向の鳥辺康則です
いったい何が起こってるのでしょうか?
実はこの夏あまりにも猛暑が続いて蚊が少なかったと言う事実があります
暑くてじめじめした夏こそ蚊にとって活発な時期じゃないかと思ってましたが意外に暑すぎるとダメみたいなんですね
日本で最もメジャーな蚊であるヒトスジシマカの活動最適温度は25〜30度とされてます
実は35度を超えると飛ぶことができず、林の中や植え込みの茂みの中など、気温が少しでも低いところに身を隠して待機するという性質があるみたいです
蚊も動けなくなる位な異常な暑さだったんです
6月に観測史上最も短い梅雨明けを宣言して以来、全国各所で猛暑が続きました
全国24地点で気温が観測史上最高記録を更新し、東京都心では気温が35℃を超す猛暑日が9日連続しました
統計が始まって以来、最も長い記録となりました
また、東京以外にも高知県・愛知県・岐阜県でも35度以上の猛暑日が続きました
気象庁は、温暖化の影響によって地球全体で大気の温度が高くなっているのが原因と指摘しています
そして気象庁は今年のこの夏の猛暑を異常気象とはっきりと認めたのです
ところで異常気象の定義って何なんだろう?
気象庁では異常気象を「ある場所・ある時期において30年に1回以下で発生する現象」と定義しています
原因は偏西風の蛇行だと言われています
その偏西風の蛇行と気候変動は関係があるのでしょうか?
様々な科学者の意見が相まって議論されています
でも普通で考えて気候変動と全く関係がないと言うのは無理があるのではないでしょうか?
なぜならばこの現象は日本だけではなく世界各国で起こってるからです
500年に1度と言われる欧州の大規模干ばつ
欧州で6割以上の地域が過去経験したことのない熱波や干ばつに遭遇しました
中国でも歴史的長期間にわたっての干ばつや熱波の影響によって甚大な被害が出ました
パキスタンや中国の四川省・アメリカのニューメキシコ州やオーストラリアでは大規模洪水によって多くの被害が出ています
太陽の洗礼と水の洗礼です
日本でもこの夏線状降水帯の発生や東北や北海道にかけて大規模な熱帯低気圧により大雨をもたらしました
30年に1度起こるはずの異常気象が、毎年のように起こってるように感じます
そしてその被害の規模は年々拡大してるのではないでしょうか?
観測史上初!前代未聞の!歴史的に類を見ない!などの言葉がたくさん並びます
1500年に1度の大規模干ばつとも言われています
一生に1度遭遇するかどうかの異常気象なのに、何回も遭遇するっておかしいですよね?
1500年も生きてないのに・・・
われわれはこのことから何かを学ばなければいけないと思っています
蚊が少なかった夏を喜んでばかりはいられないんです
様々な生態系の変化や異常気象により食料確保がさらに難しくなる時代が近づいています
笑ってばかりいられませんよね
そんなことを感じてブログを書きました
No comments yet.