経済の豊かさと幸福度は必ずしも一致しないみたいです
幸福度を図るときに一つの基準になるのが経済的豊かさです
経済的に豊かだったらある程度は幸福と感じると思っていました
株式会社 日向の鳥辺康則です
しかし英国の慈善団体が世界20カ国の若者の幸福度調査を行ったところ実際の結果は全く違ったと言うことです
世界20カ国の15~21歳の若者2万人を対象に行った幸福度調査でなんと日本は最下位になったと言うことです
20カ国中で日本が最下位ですよ
若者は、今の日本に幸福を感じていないと言うことです
調査っていろいろな方法があるので、絶対と言うものはありません
ユニセフなどが調べてる調査の結果が違うみたいですが、しかし無視するわけにはいかないですよね
なんで幸福を感じないのでしょうか?
この調査が興味深いのは、「先進国より発展途上国の若者の方が幸福度は高い」という結果です
簡単な調査です
若者に自分は幸福だと感じているかと言う質問です
1位はインドネシアの若者の幸福度は90%だったそうです
マレーシアなども67%あったかとのことでした
また回答者の90%が「家族が非常に大事だ」と答えています
ヨーロッパの若者は世界平均と同じような幸福レベルでした
興味深いのが下位3位の国です
18位のトルコでは、50%が「大体幸せ」と答えています
そして日本の若者は、韓国と並んで「最も不幸」と言う結果です
韓国はガクッと落ちて29%、日本は最下位で28%とかなり低い
今の生活に「満足している(40%)」または「非常に満足している(5%)」と答えた日本の若者は全体の半数未満です
さらに「自分は不幸である」と答えた若者がいかに多かったかと言うことです
しかし、驚くのはここからです
ほとんどの日本の若者が「日本は住むのに良い場所だ」と答えていることです
日本はいい国だと思っているのに、幸せだと感じていない
これって大問題じゃないでしょうか?
発展途上国に比べて経済的に豊かであり、交通網や道路などもしっかりしています
インフラの整備や治安などもずば抜けて良いと言えるでしょう
国民皆保険があり医療体制もしっかりしている
年金制度や生活保護制度もある
なのに幸せではないと言うことです
経済的に豊かである国が必ずしも幸福とリンクしているわけではないと言う結果です
どんなに物的なものに恵まれていても、心が豊かでなければ幸せと感じないと言うことです
モノや情報にあふれている現代社会の中で、若者は心の余裕を持てなくなっているのではないでしょうか?
心が豊かでなければ、幸せとは感じません
その心の豊かさが日本はどの国の若者よりも低いと言うことです
日本独自の教育や同調圧力の影響もあり、生きづらい世の中になっていると言う事かもしれません
お金や物に恵まれてない発展途上国の若者の方が夢を持っています
日本で夢を語る若者が少なくなっていると感じます
すべての物質を手にしたときに、一番大切なものを失っていたことに気づくのかもしれませんね
そんなことを強く感じてブログに書きました
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