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エナジードリンクを飲むと寿命が伸びるってホントかよ?

日本政府もエナジードリンクの飲み過ぎには気をつけるように警告を発表しています

含まれるカフェインや砂糖の量・人工甘味料などが問題視されとても危険なものだと私は思っています

株式会社 日向の鳥辺康則です

しかし先日ニュースを見ていたら「エナジードリンクを飲むと寿命が伸びる」と言うことが書かれていました

https://newspass.jp/a/abzwh

一体どういうことなんでしょうか?

内容を読んでいくと「タウリン」が老化を遅らせる可能性があると言うことなのです

逆にタウリンが欠乏すると老化が進むことがはっきりとわかったと言うことです

あくまでもマウスの実験ですが、十分量のタウリンを投与したマウスではメスが12%・オスでも10%生存期間が延びたといいます

だからタウリンをたくさん含むエナジードリンクを摂取した方が良いと言う理論です

あまりにも短絡的すぎませんか?

大丈夫なのかな?

そうやって一つの成分が体に良いとか悪いとか言ってることがおかしいように感じます

タウリンがいいから、たくさん〇〇食べましょう〜みたいな発想があまりにも日本に多いです

栄養と言うのはバランスでありそれぞれが補いあいながら身体に働きます

それを単一的なものを取り出して、健康情報を発信するのはあくまでも違うのではないかと思います

さらにエナジードリンクをたくさん飲むように仕掛けられてるようにしか感じません

そもそもエナジードリンクには大量の砂糖が含まれています

1本あたり角砂糖7つと言われています

さらにカフェイン過剰摂取も問題視されています

カフェインを過剰摂取するとめまい・心拍数の増加・震え・下痢・吐き気などがあらわれます

2015年には20代男性が、エナジードリンク常用でのカフェイン中毒による国内初の死亡例として報告されました

厚生労働省によると、エナジードリンクのカフェイン含有量は製品によって異なりますが、32~300mg/100mL(製品1本あたりでは36~150mg)程度とされています

エナジードリンクについて懸念されているのはカフェインと砂糖を高濃度で含んでいるというだけでなく、添加物としてその他の刺激物も含んでいるということです

最も多くの製品に使われているのはいずれも天然の成分であるタウリンとガラナです

これらは単独で影響を及ぼす場合も、カフェインと同時に影響を及ぼす場合もあります

例えばタウリンはナトリウムチャネルに有害な作用を及ぼし不整脈を引き起こす可能性があります

またカフェインの作用を増強させる可能性があるのです

そのため以前から、エナジードリンクの影響はカフェインの影響と一般化して考えるべきではなく全く新しいものとみなすべきだとの主張がなされてきました

当然ながらエナジードリンクの子供や若者への悪影響については過去にも研究が行われています

米医学誌「小児科学」には2011年、カフェインとタウリンの含有量が多い飲料の摂取が心臓の問題や脳卒中その他の発作・糖尿病などと関連しているとしたマイアミ大学の研究結果が発表されました

さらにタウリンとカフェインの相乗効果的な悪影響は他にも発表されています

同時に取った場合の長期的な影響は、成長過程にある(思春期のころの)脳に対して特に大きい可能性があることが分かったのです

成人前の子供たちが頻繁に飲むと生涯にわたって悪影響が及ぶ可能性があります

だからこそ、エナジードリンクを飲んで寿命が伸びると言うことを信じられるわけがないのです

それを信じ込ませようとすることが怖いことなんです

そんなことを思ってブログに書きました

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