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脳科学から見ると人間は「共生能力」によって生き延びてきたと言われてます

競争の時代は終わり共存共生の時代に入ったと言われています

しかし私たちが学業を学んで社会に出た頃は、競争の時代だったんです

株式会社 日向の鳥辺康則です

戦って勝つことによって豊かになっていく時代です

1965年まではそんなエネルギーで満たされていたと言われています

「受験戦争」「価格競争」「差別化」などと言う言葉が当たり前のように使われて、ライバルを蹴落としてでもうえに上がることが成功の道だと言われていました

しかし1965年から2020年にかけて地球のエネルギーも大きく変化しました

ところが2023年の今は完全に共存共生の時代です

他を生かすことによって栄える時代

でもそんなこと言ってもライバルがいたとしたら、本当に競争意識は生まれないのでしょうか?

やっぱりライバルを意識してしまいますよね

しかし脳科学からの観点で言うと、「ライバルを蹴落とそうとする人」よりも「ライバルの成長を願う人」の方が高いパフォーマンスが発揮できることがわかったらしいのです

勘違いしないためにお伝えしておくと、もしライバルが同じスポーツの対戦相手だったら、相手が最高のパフォーマンスを見せることを願います

そして自分も最高のパフォーマンスで挑むことを考えるということです

同じ大学や会社をめざしている相手だったら、共闘相手として共に合格することを祈るということです

人間は太鼓の昔から周りと共生することによって生き延びてきた生き物と言われています

地球上で私たち人間が出現したのはいまから2万5000年くらい前です

人間はこれまでずっと基本的にほかの動植物と共に生きてきました

ほかの動植物と環境をうまく共有し共生してきたのです

逆にいうと人間はほかの動植物と共生することで生き延びてこられたのです

これが自然界のバランスであり調和だと言うことです

この絶対的な共存共生の調和を人間のエゴが壊してしまったのです

人間のエゴによって住環境を脅かされ、絶滅に追いやられてしまった動植物も少なくはありません

しかしそれはここ100年の話です

その他のほとんどの時期は、共存共生で調和を保って生きてきたんです

これを脳科学の観点から説明されている科学者はいます

アメリカの精神医学者、ポール・マクリーンの「脳の三層構造」という考え方を提唱しました

この理論は「人間の脳は、行動様式の変化と共に進化してきた」というものです

彼は脳を次の3つの部分に分けてそれぞれ名前をつけました

人間の脳は、爬虫類脳 → 旧ほ乳類脳 →新ほ乳類脳の順番に進化してきたと言うものです

簡単にいってしまうともっとも古い爬虫類脳は個人が生きるための脳です

旧ほ乳類脳は個人の生命維持から一歩進んで、種の保全のために働く脳です

そして新ほ乳類脳はもっとも人間らしい脳とも呼ばれる部分で、社会的な関係をスムーズに進めるための脳いわば共生を志向する脳です

つまり人間の脳は自分の命を守ることから始まって、他者と共に生きるためという方向で進化してきんです

だから脳は戦ってだれかを蹴落とすことより、共生をめざすことのほうが高いパフォーマンスを発揮できるようにできていると言うことです

へぇ〜と思ってしまいますよね

それが人間だけが持つ脳の進化と言うものです

さらにそれが強まっているのが現代です

他人の目が気になり、他人と比較してしまうことがあると思いますが、その時は自分が生き残るための古い脳が働いてると思ってください

新しい脳は、他者と共に生きる考え方をする脳なのです

意味があって進化してきてると思ってるので、積極的に新しい脳をフル活用することがパフォーマンスの発揮につながるのです

そんなことを強く思ったのでブログに書きました

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