化学物質や食品添加物が全て悪だとは思っていません
11月に東京ビックサイトのフェスで売られたマフィンが自主回収され大きな話題となりました
店主はInstagramで「全て防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下のお砂糖の量で作っており、離乳食完了期のお子様より安心してお召し上がりいただけます」とアピールしていたのに食中毒を引き起こしてしまったのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
このことに対して噛み付いたのがホリエモンこと実業家の堀江貴文氏です
食品添加物を極度に嫌い、オーガニックや自然派を歌ってる奴らを科学的根拠のない馬鹿としてYouTubeチャンネルで持論を訴えたのです
「オーガニック志向の人ってそういうのみんな嫌いだよね。本当に意味分からない。科学的でないよね。科学的でないのがカッコいいとか思ってたりするからさらに始末に負えない。まじで殺人につながっちゃうからね。お前ら反省しろよ、オーガニック志向のやつら。保存料使え。砂糖、普通に入れろ」
それに対してオーガニック支持派は反論したりして炎上してしまいました
私もどちらかと言うと自然由来・無添加・オーガニックを支持しています
でもだからと言って、食品添加物を全部否定したり排除しようはしていません
人間の役に立つ食品添加物と危険性が疑われている食品添加物があると思ってます
それらはある程度選別ができているのです
しかしそこで問題なのが日本の食品表示方法です
使われている添加物を全て明記すれば良いのに全くされてない現状
保存料として30種類以上使われていたとしても、それが明記することがなく一括表示と言う形で掲載されています
つまり私が言いたいのは消費者にわからないように表示されてしまってるのです
これが一番問題だと私は思っています
遺伝子組み換えのものでも表示がわからなくなってしまってます
国民の知らない間に、法律の表示制度が改正されたり変更されたりしています
その結果、何が本物で何が疑わしいのかがわからなくなってるのです
米国の特にカリフォルニア州では、その辺の法律がとても厳しいです
店頭に置く商品は、第三者機関に送り危険性のある添加物などは表記しなければ売ってはいないルールになってます
はっきりと明記されているのです
しかし、日本では曖昧な表示方法や度重なる表示制度の改正などによりメーカー側に有利なようになってます
そしてもう一つ気になるのが過度な添加物排除グループです
無添加が100%正しくて添加物使用したことが絶対に悪!みたいな思想が怖いのです
裏の表示を見て気になる添加物を指摘してくる方々です
無添加や添加物不使用と聞くと、とっても体に良いように聞こえますがナチュラルミステイクも多いのです
ナチュラルやオーガニック・植物性など安全で体によさそうというイメージばかりが先行してそうでないものもあると言うことです
「添加物は危ない。無添加が安全。」と100%決めつけてしまってる人たちです
そんな偏った考え方があるから、今回の事件が起きたんです
食品添加物を正しく理解して活かせばいいんです
白黒はっきりさせるのではなく、中庸と言う考え方です
悪意を持って添加物が生まれてきたわけではありません
科学を全て否定するのではなく、科学を活かしていったら良いのです
化学物質や食品添加物を全部否定すると言う事は、生きていけないことにつながりま
もちろん中には危険性が疑われているものもありますのでそこは私も否定します
でも、全てが悪いものと決めつけてませんか?
それらの化学物質や添加物があるおかげで、今の生活があるのです
コンビニの普及やスーパーマーケットなどで安全な食品が買える時代です
便利・豊か・快適な生活の背後には、化学物質の恩恵や添加物の影響もあるのです
かといって全部肯定するわけでもなく、全部否定するわけでもありません
中庸と言う考え方の中で、全てを活かしていったら良いのです
今回のニュースを聞いててそんなことを強く感じました
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