日本列島は「ホットスポット」の影響を受けることが判明しました
「地球温暖化のホットスポット」とは?
著しく地球温暖化による異常気象の影響を受ける場所という意味です
株式会社 日向の鳥辺康則です
日本周辺の温暖化の影響などについて、大学や研究機関が5年をかけて調べた結果の発表されました
それによると温暖化の影響を強く受ける「ホットスポット」としての日本列島の姿が浮き彫りになったんです
国内の10を超える大学や研究機関のグループが出した結論です
詳しく知りたい方はこちらのYouTube動画を見てください⬇︎
https://youtu.be/RU6oQYb6ux0?si=HlBB6XDL6kwlEXGc
巨大な水塊「亜熱帯モード水」の大規模観測や、“雪の線状降水帯”とも呼ばれるJPCZ(=日本海寒帯気団収束帯)の観測を5年間以上続けた間違いないデータ
東京大学の大気海洋研究所で行われた発表では、温暖化が進むと日本の南の巨大な水塊「亜熱帯モード水」の量が減って台風を強める働きをすることがはっきりと発表されました
大型の台風が日本列島を今後直撃する可能性が一段と高くなると言う意味です
また温暖化により“雪の線状降水帯”(=JPCZ)をもたらす要因のひとつの北極からの強い寒気が、ここ10年ほどより日本付近に流れ込みやすくなっていることなどが報告されました
この寒気によって爆弾低気圧が日本列島を直撃する可能性も高まっていると言うことです
地球の表面のおよそ7割を占める海です
海に囲まれた日本は海水温の上昇とともに、特に海流の変化が激しい地域
それによって大気の構造や変動に影響を与えることが指摘されています
特に南から暖かい黒潮が流れ込む日本周辺は、温暖化の影響を強く受ける場所であり気候系のホットスポットであることが分かってます
東京大学 岡英太郎准教授は次のようなことを発表してます
「日本周辺というのは最も世界のなかでも大気海洋相互作用、お互いに影響し合うのが最も強い海域ですので、しかもそれが今、温暖化しているなかで我々の予測というか、今までの常識とは異なる方に変化しつつあると感じます」
気象庁 異常気象分析検討会 会長 中村尚東大教授は次のようなことを発表しています
「(海の)水温が上がってきますと、大気にもたらす影響というのは、さらに大きなものになってくるかもしれない。台風とか、日本の異常な高温とか豪雨とか、どういうふうに影響してくるのかますます調べなきゃいけないなと…」
つまり今までの観測の常識とはかけ離れた異常な気候が日本列島を襲うということです
日本は温暖化の影響を受けやすい国の一つとして世界から見られています
それが科学的に証明されたということです
殺人的な豪雨をもたらす低気圧や寒波
異常な高温が続く猛暑的な高気圧がさらなる拡大に
どんなに環境問題に無関心でも無関係な方はいません
我々が住んでる地球で起きている様々な変化は、全て人間に影響するのです
だからこそ、関心を持って他人事ではなく自分事だと認識することが大切だと思ってます
今回の発表からそんなことを感じたのでブログに書きました
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