今年の11月も観測史上最も暑かったことが判明しました
今年11月も気象観測を始めてから最も暖かい11月として記録されました
2023年は6・7・8・9・10に続いて6ヶ月間連続観測で記録を更新する異常事態が発生してます
株式会社 日向の鳥辺康則です
11月地球の平均表面気温は14.22でした
1991~2020年の平均値に比べて0.85度、2020年に記録された直前11月の最高値よりも0.32度高いことが観測されました
日本国内でも紅葉や秋の雰囲気を超えて一気に冬が来たという感じです
日本古来の四季と言う感覚がどんどんなくなっているように感じてます
更に産業革命以前の水準に比べて2度も高かった日が2日記録されたと言うことです
そもそも2023年は1ヵ月もあるのに世界気象機関(WMO)は、2023年の世界の平均気温は観測史上最も高くなることが確実になったと発表しました
12月も予想としては観測史上最も暑い気候になることが予測されてるからです
そして怖いのが海面水温も大幅に更新し海面の上昇も加速していることです
産業革命以前の1850~1900年平均気温よりも1.46度高く過去最高値を記録
1.5度の約束はどうなったのでしょうか?
すぐにでも超えてしまうような数値です
この影響で何が起きるのでしょうか?
気温は上昇を続けそれだけ猛暑と干ばつの影響も深刻化するということを意味します
この傾向は来年がさらに悪化することが見込まれています
スーパーエルニーニョの影響は、来年強まるということです
今年だけの問題ではなく、この先5年間は影響が続くと言われています
我々は超えてはいけない一線を超えたのではないかと思います
戻ることもできないティッピングポイントを超えてしまったのかもしれません
このことから何かを考え実行しなければ、ますます悪化傾向に進みます
環境問題に無関心な人は多いけども、徐々に関心を持つ人は増えています
さらにどんなに無関心でも無関係な方は一人もいません
必ず自分の生活に影響が出てくるのです
一人ひとりの行動が未来を決めていきます
そんなことを今回の発表から強く思いました
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