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生態バランスを維持できない…?

生態バランスが崩れているって話はよく聞かれると思いますが、重要な役割をしている場所は?

実は、海!みたいです。持続可能な開発目標14にも挙げられている「海の豊かさを守ろう」

では、海があることで生物(人も)に対する影響って何?

海は地球のシステムを支えてる

大きく出ましたが、海が大部分を占めている地球では、この地球を維持していくために重要な役割をしています。
海は、ただの水たまりではなく、上下方向にも、横方向にも、ぐるぐると水が大循環しています。この動きによって、気温や気候が調節され、生きものや栄養塩が大移動します。また、海の水と陸の水は、大きくみるとお互い循環している関係にあるようです。

 

大切な海は地表の70%を占め、もうほとんど海です

その海中で環境を支えているのが「珊瑚」

70%を占める海の中で、たった1%にすぎない珊瑚がめちゃくちゃ重要な働きしてくれています。

海洋生物の25%以上が珊瑚に依存
多様な生態系の維持
光合成を行い、二酸化炭素を吸収
地球温暖化の抑制
海中の有機物を沈殿させ、水質洗浄

もし、珊瑚がなくなるとおこる事

全海洋生物の25%の大量全滅
海水の二酸化炭素濃度上昇
海水温の上昇により、地球自体の温暖化
温暖化が進行する事で海面が上昇
海水温が上がると気候が変動し、それにより陸上の生態系にも大打撃
水質浄化が損なわれ、水質汚染が一層進行

カオスな状況になる事は確実ですね (-_-;)

私たちの生活を守ることは、珊瑚を守ること!

日ごろから使う洗剤やシャンプー、ボディーソープに注意する、ゴミの分別など日頃から出来ることはたくさんあります。

それと、これから意識して欲しいのが日焼け止め。海に流れ込んでいると考えられる日焼け止めは年間約1万4000トン!

珊瑚に悪影響のある成分が入っている物もあり、結果的にサンゴを白化を進めてしまいます。

下記は「日焼け止めに関する法令」が制定されている地域。

2018年5月1日、ハワイ州は、「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」という珊瑚にとって有害な化学物質を含む日焼け止めの販売を禁止する法案を可決、2021年1月1日に施行。

2018年11月1日、パラオも珊瑚礁に有害な化学物質を含む日焼け止めの販売や使用を禁止すると発表

すべて悪いって事ではなく、しっかり成分を選んで買いましょう。

きれいな環境を次の世代へ
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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