過剰医療は命を縮める可能性がある
今年度最大の寒波が日本列島を襲っています
帰省ラッシュの時期と重なり交通機関の乱れも生じているので気をつけたいところです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
先日読んだ雑誌「週刊東洋経済」の特集記事で医療はムダが掲載されていました
読んでみて内容はビックリです
命や健康を脅かす過剰の検査・検診・あふれる残薬・人工透析・接骨院・終末期医療といった「聖域」だらけとなっている医療の現実が書いてあるのです
病院も経営だから過剰医療をする
冒頭に書いてある記事の内容を見てもびっくりしました
それは・・・・
ほとんどのカゼは抗菌薬(抗生物質)が効かないことが医者の間では常識だということです
にもかかわらず「フロモックス」「クラビット」などの抗生物質が処方されることが多いと言うことなのです
風邪の感染原因の9割はウィルス感染症とされますが、抗生物質は細菌には効き目がありますが、ウィルスにはそもそも効かないのです
え〜じゃあなんで抗生物質を処方するの?
それは、病院経営も大変だからなのです
薬を処方すると儲かると言うことです
ある医師は「つい経営のことを考えて希望通りに処方してしまう」と本音を言っています
患者さん本人も薬が処方されると安心するようなのです
おかしいでしょ〜
抗生物質の多様が続くと薬が効かない耐性菌の広がりにつながりとても危険なことなのです
さすがに厚生労働省は昨年重い腰を上げ、抗生物質の適正使用の手引きを作成しました
それくらい過剰な抗生物質の処方がされていたと言う現実です
カゼに抗生物質を処方するような「過剰診療」「効果の薄い医療」が医療現場では蔓延していると言うことです
その他にも様々な過剰医療の検査もあります
日本の外来診療は検査をするだけ収入が増す出来高払いとなっています
病院経営者からすれば高額な検査機器を入れたりすると稼働率を上げようとして意味のない過剰医療にも繋がってるということです
検査・検査・検査です
もちろん必要な検査もたくさんあります
検査することによって未然に病気を防ぐこともたくさんあると思います
しかし、どの検査が本当に必要で、どの検査があまり必要でないかは私たち一般人にはわからないのです
過剰検査の弊害は患者本人の不利益にとどまりません
過剰な医療を見直す動きは今世界的な潮流になっています
現実的には抗生剤や後ウィルス剤は石油あるいはバイオ技術(遺伝子組み換え技術)によって作られているのです
つまり、自然なものでないと言うことです
薬は症状ごまかすことができても同時に免疫機能を低下させるので、過剰に薬を処方することは危険極まりないのです
クスリに頼った生き方ではなく、自然に沿った生き方をしたいとつくづく思いました
病院も医者も経営の観点から見たら儲けなければいけないのでこのような流れになっていると言う事は非常に残念に思いました
現実を受け止めて賢い選択をしたいものですね(^◇^)
No comments yet.