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「怒らない経営」の銀のさら!

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団
団長こと鳥辺康則です。

数年前、「怒らない経営」と言うタイトルで「銀のさら」江見社長の講演会に参加させていただきました。

ご存知の通り、宅配すし「銀のさら」や宅配釜飯「釜寅」などフードデリバリー事業に強みを持つライドン・エクスプレスの社長です。

創業以来25年連続で増収増益を続ける業界屈指の優良企業であり、宅配すし市場において 45%を超えるシェアを獲得している企業であります。

現在全国に約400店に店舗を増やし、2017年3月期の売上高は179億円、経常利益は11億です。

講演会の話の中で江見社長は、成長の要因について、「技術で他社と差別化を図ったわけではない!」と強調されていました。

「怒らない経営」を信条に人材育成を行いその結果で今があるということです。

しかし江見社長は最初からそうだったわけではないと語ってくれました。

アメリカににあこがれ米国で学び帰国後は、サンドイッチ店をオープン。
当時米国でサンドイッチ業態が急速に伸びていたこともあり、日本にはまだその流れがなかったためオープンしたとのことです。

しかしなかなか順調ではなく拡大には至らず、打開策として始めたのが移動販売=デリバリービジネスです。

そしてデリバリービジネスの中で、その当時まだ競合他社が少なかった「すし」というジャンルを選び軌道に乗り始めたと言うことです。

事業も順調に行き全国展開を加速させた2000年頃に大きな転機が生まれます。

江見社長が根底の考え方を変えたことです。
「学歴も人脈も根性もない私がなぜ会社を経営できているのか?それは従業員がいるからだと」

以前は少なからずおごりがあり「従業員を雇ってあげている」と言う考えだったのが「働いてもらっている」と言う感謝の気持ちに変わったと言うことです。

どのようにして「怒らない経営」が可能になったのですか?と言う質問に対して、江見社長は「必要なのは感情を置いて理性的に伝えるべきことを伝えること。多くの組織では「怒る」と「叱る」が混同してしまっている」と語られました。

接し方が変わったことで、従業員がこれまで以上に意欲的に働くようになり、組織の機動力、生産性が格段に高まったと言うことです。

つまりは、仕事は人の手によって創られるので、どれだけビジネスモデルやテクノロジーが優れていても「人」が未熟だと経営はうまくいかないと言うことです。

人間である以上、誰だってミスをしてしまうこともあります。だからこそ怒らない!

怒ったところで、状況が好転することなんて有り得ませんし、ミスがあっても一緒に解決策を考えてあげればいいと言う考えです。

「怒る」と言う感情自体、未熟さから生まれてくるものなのです。自分が持つ理解力の範囲を超えるから、怒る以外に方法を知らないと言うことです。

それは企業の組織の中にも浸透しており、マネジメント層に対して「部下怒ってはいけない」と言う経営方針を貫いているところもすごいことです。

私もまだまだ未熟ですから怒ってしまいますが、以前よりは回数はかなり少なくなっています。

私がお世話になっている美容業界は特に「人」によって成り立っている業界です。

オーナーさんがスタッフさんを怒鳴っていたり、先輩美容師さんが後輩を怒鳴っている姿をたまに見かけますが、ぜひ江見社長の講演会を聞かれることをお勧めいたします。

文章では伝わらない深い感動あります。

ぜひ一緒にさらなる発展のため進んでいきましょう

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