世界で「代替肉」がブームになっているが日本では?
なぜ今「代替肉」がブームなのか?
それには深刻な食料問題が関係しているといわれています
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
国連の予測では世界の人口は2019年の約77億人から2050年には97億人に増える見込みだと言われています
私の生まれた1971年は世界人口45億人だと言われていました
その時から見れば倍以上になると言うことです
現在でも途上国では食料を十分に得られず、温暖化による天候不順がこれに拍車をかけていることは事実です
肉など畜産物の生産には、その何倍もの飼料穀物を家畜に与える必要があるのです
1キロの畜産品の生産に必要な穀物は、牛は11キロ、豚は7キロ、鶏肉は4キロ、鶏卵は3キロと言われています
当然生活水準が上がれば肉の消費は増えます
さらに世界的な水不足も相まって穀物不足になると言われています
そんな事情があり世界では、肉の代わりに植物のタンパク質などを原料とする「代替肉」や「培養肉」がブームになっているのです
培養肉とは、牛や豚など動物から採取した細胞を特殊な液体に浸して人工的に培養して増やすものです
家畜に餌を食べさせて飼育するのに比べ、効率的で環境負荷も少ないとされています
2040年の食肉の世界市場規模は約200兆円になると言われています
そのうち「従来の未来」は40%で、培養肉は35%、植物由来25%と言われています
全米ではすでにマクドナルドの1部の店舗やバーガーキング、サブウェイなどで代替肉を使ったハンバーガーが提供されています
実際に「代替肉」を使ったカレーを食べてみました
日本でも伊藤ハムは2019年秋に業務用で植物肉事業を本格化しています
日本ハムも3月に「NatuMeat」のブランド展開を始めています
大塚食品はすでに肉を使わないハンバーグ「ゼロミート」を販売しています
ロッテリアでは期間限定で大豆で肉に食感を似せた独自のパティを使ったハンバーガーをモーニングメニューとして販売しました
日本でも徐々に代替肉がブームになってきています
そんな中面白いカレーを見つけて食べてみました
その名は「2050年カレー」です!
パッケージがブレードランナーを思わせる映画風デザインになっていてとてもかっこいいです
三重の総合食品メーカー「ヤマモリ」が開発したレトルトカレーです
代替肉として加工された「大豆ミート」を使った激辛カレーなのです
味は「ガーリックチリ」「麻辣」「ペッパーチリ」3種類です
開発にあたってのエピソードはこちらを参考にしてください⬇︎
実際に食べてみると・・・
思ってる以上に大豆ミートが肉の食感に近くおいしかったです
激辛と書いてありますが辛さはそんなに強くありません(私的な意見です)(笑)
普通の人が食べたら結構辛いと思います
1番気に入ったのがガーリックチリ味です
かなりニンニクの風味が効いていてとてもおいしかったです
商品はAmazonなどで買えます
では「代替肉」は安全なのか?
植物由来のものだからといって、必ずしも安全とは言えないと思います
代替肉はあくまで肉の代用品となるものですから、味や見た目が悪そっくりでなければならないためかなり加工されます
そのため、一部には遺伝子組み換え食品や過剰な添加物、染料を使用しているケースもあります
むしろ本物の肉よりも健康的でない場合も可能性としてはあるので見極めなければいけません
どちらにせよ世界ではブームになっているのは事実です
日本国内の企業もこのブームに乗るために懸命に研究しています
ファーストフード店やファミリーレストラン、スーパーのお惣菜コーナーや精肉店などで販売される事は間違いないと思います
世界の食糧不足を考えたらとても良いことだと私は考えています
できれば見た目や味を追求するばかりに過剰な添加物を使うことだけは、気にして欲しいと思います


美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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