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紫外線ケアは必要ですが日焼け止めの化学物質が体内に吸収される?

これからのシーズン紫外線が強くなるので紫外線防御剤が踏まれた製品でケアすることを多くの方々が勧めています

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

太陽光に含まれる紫外線(UV)が健康に悪影響及ぼす事はよく知られています

シミやソバカス、シワが増え肌が老化することが一般的には有名ですが、皮膚がんを誘発することも研究で知られています

そんなことが美容を気にする方々の間で広がって日々のデイケアで日焼けどめの商品を使う人が増えてきています

昔は休暇で海辺の日差しの強い場所に行った時しか日焼け止めを使わなかったのですが、これが毎日の習慣となると日焼け止めそのものが皮膚や人体に与える影響が気になりますね〜

そんな時にびっくりするニュースが飛び込んできましたw

日焼け止めの化学物質は体内に吸収され血液中に流れ込んでいた


米食品医薬品局(FDA)は臨床試験の結果として、市販の日焼け止めに配合される紫外線防御剤が、皮膚から体内に吸収されている!と言う論文を発表しましたw

https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2733085

巷では皮膚から化学物質が体内に侵入する「経皮吸収」があるとか無いとかが様々協議されています

無い!と言われている方々はこの結果をどう受け止めるのでしょうか?

あるに決まってるでしょ〜

今回は日本製品ではないので今すぐ危ないと言う話では無いかもしれません

しかしFDAの論文は興味深いものです

臨床実験は米国で最も一般的な日焼け止め配合成分4種類について男性12人、女性12人計24人の被験者で実験されました

日焼け止め4種類はスプレータイプが2種類、クリームタイプが1種類、ローション1種類です

4日間に及び毎日メーカーさんが指定する量を塗布したということです

その結果UVから肌を守るための化学物質は血液中に流れ込んでいることが明確に分かりました

今までは、こうした化学物質は皮膚の表面に留まり体内には吸収されないと考えられてきました

しかし・・・

実際は血液中の紫外線防御剤の量はFDAが思っていた数値を遥かに超えた量だったのです

紫外線防御剤が体内に入ってどのような悪影響があるのかはまだはっきりしてません

昔から米国では日焼け止めは「化粧品」ではなく「一般用医薬品」に含めるべきではないかと言う議論がされてきました

そこでFDAはメーカーに体内の吸収率のデータを公開するように求めていましたが、企業側が反発したため規制強化は不可能だったのです

しかし今回の事態を受けてFDAは血液への吸収に関するデータを提出することを義務づけました

やっぱり皮膚吸収してるやん〜

さらに、それらの化学物質の発がん性の有無、生殖系や内分泌系の影響など審査で一般的に必要な検査を全て行うことが求められるようになります

それによって販売禁止になる商品も多数出ることが予測されています

怖〜って思いませんか?

そのようにFDAは今回本格的に再審査を行っています

今段階、再審査によって安全性と効果が確認されたのは「二酸化チタン」です

今後、この問題は日本の化粧品メーカーにも影響を及ぼすと思います

紫外線ケアはしなければなりませんが、日焼け止め商品は吟味して選ばなければならないみたいですね

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