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結局犠牲になるのは低所得の弱者だと思う しかし・・・

昨日の米トランプ政権に対しての中間選挙の結果が報道されました

米国でのニュースなので日本国民はあまり興味ないかもしれませんが、この結果の背後には本当に壮絶な若者たちの怒りの行動があるのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

結果としては野党・民主党が下院多数派を制して過半数を獲得したのです

今回、民主党で下院当選した方の中になんと女性が100人もいるのです

一般市民から今の政治に具体的な行動として名乗り出た本当に未来を切り開く勇気ある100人です

この結果を受けてトランプ政権は完全な「ねじれ議会」になりました

簡単にトランプ大統領の意見が取りづらくなったと言うことです

「華氏119」を観て涙がこみ上げてきます


ドキュメンタリー映画は比較的な好きな私ですw

今年上映された「不都合な真実2」も劇場に2回も見に行きました

今回見た映画はマイケル・ムーア監督最新作「華氏119」です

マイケル・ムーア監督は結構大好きです

「華氏911」や「シッコ」・「ボーリング・フォー・コロンバイン」などもとても感動しました

この映画の中で描かれているのは米国トランプ大統領は偶然に当選した大統領ではないと言うことです

ムーア監督はトランプ勝利の可能性を警告した一握りの人物です

その背景にはアメリカの闇とも言える貧困差別や弱者が犠牲になる国そのものの問題が深く関わっているのです

1930年からアメリカの発展を支えてきたラスト・ベルトと言う地域があります

鉄鋼・金属・自動車産業の中心で低所得の労働者が数多く住む地域です

それはペンシルヴェニア・オハイオ・ミシガン・ウィスコンシンの4州です

この地域でのヒラリー陣営の選挙活動は極めて少なかったと言われています

そもそも米国民主党は低所得の彼らを救済する政策すら持っていなかったのです

弱者に全く目を向けない民主党!

劇中ではその問題はミシガン州のフリントと言う街に民営の水道開設する州知事リック・スナイダーのことにも触れています

自分の私利私欲を第一優先とし、民営化された後の水道には大量の鉛が混入している事実がありながら見て見ぬふりをして一切そのことに対して対策をうたなかった人物なのです

フリントに住む住人が鉛を含む水を飲むことによって本当に命を落としていき、子供たちは知能障害や遺伝子的な障害がたくさん出ているにもかかわらずこの州知事は一切その声を聞き入れなかったのです

この時私は怒りとともに涙が出てきました

人の命をなんだと思ってるんだ‼️

そして、住民の最後の希望が前米国大統領のオバマさんだったのです

しかし・・・

オバマ前大統領は、知事の見方をして住民を助けなかったのです

その時感じた住民の絶望感、結局はリベラルである民主党は何も行動しない現実、怒り

そんな思いが全て共和党のトランプ氏へ方向が向いていたのです

他にも劇中では、学校で起こる銃乱射事件・教育の立場に立つ教師の大掛かりなストライキなど、政治が弱者に対して何もしない現実を突きつけられます

弱者にとってこの国に希望は無いのか?

常に犠牲になるのは弱者であると言うことです

しかし、トランプ氏が大統領になることにより目覚めた方々がいます

それが若者ですw

若者は黙っていません!そのことに抗議をし大きなムーブメントとして国全体に影響力を与えていきます

なんといっても今はSNSがあります

1人の弱者が立ち上がればそこに何万人もの方々が味方になるのです

そしてその中から自らが政治家になり国に影響力を与えようとする方々が生まれてきました

その方々が今回トランプ政権に物申すために立ち上がり当選したのです

私は常々日本の若者たちに足りないものがあると感じています

21世紀のファシストは、TVやブランディングを利用して、人々に自身の利益や自由を手放すことを納得させるように洗脳してると思います

だからこそ日本人はデモ活動に参加したり自らの行為を政権にぶつけたりはあまりしないのです

デモが良いと言うことではなく、自らの国や地域は自分たちで変えていくと言う覚悟がないと思います

今回この映画を見て本当にそんなことを思いブログに書いてみました

是非、劇場に行ってこの映画を鑑賞してみて下さい

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