石鹸は有害物質?合成洗剤を使うように勧める政府がいる
コロナ禍で庶民がわからない中で様々な法律が改正されたり制定されています
中には目を疑うびっくりするような内容のものもあるのです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
このたび日本政府は「せっけん」を人の健康や生態系に有害な恐れがある化学物質に指定しました
呆れてものが言えません
動植物の油脂から作られる石鹸は人間が昔から使ってきたものです
石鹸は排水として海や川に流れていると、短期間で大部分が水と二酸化炭素に生分解されます
石鹸カスも環境中に流れてますが、微生物や魚の餌となっているのは事実です
まとめると石鹸は生分解性に優れ環境にも優しい洗浄剤だと言うことです
しかし政府は合成洗剤の各メーカーから圧力がかかったせいか、おかしなことを言い出してるのです
政府は、実験の結果、水生生物への悪影響があるため石鹸の成分である「飽和・不飽和脂肪酸ナトリウム塩」と「飽和・不飽和脂肪酸カリウム塩」を第一種指定化学物質に指定したのです
PRTR制度(化学物質排出把握管理促進法)は、有害性のある化学物質を管理するための法律です
人の健康が生態系に有害な恐れがあり、環境中に広く存在している物質を「第一種化学物質」に指定し、政府が環境への排出量などを把握して監視してると言うものなのです
しかしこの法律には様々な疑問があります
石鹸がダメなのに合成洗剤は全てオーケーなのです
ましてや柔軟剤や消臭スプレー漂白剤なども該当しないと言うのは全く馬鹿げた法律です
実際は脂肪酸ナトリウム・カリウムは微生物で分解されやすい性質があり、下水処理場や河川でほぼ100%分解されるのです
この物質が河川や海で検出された事は今までありません
実際に地域ぐるみで石鹸に切り替えて海がきれいになっている地域もあるのです
環境汚染を懸念する人々が、次々と「合成洗剤」から「石鹸」に切り替えているのも事実です
合成洗剤の界面活性剤は、肌トラブル、アトピーや喘息などの悪化の原因の1つとして指摘されています
これらの症状も石鹸に変えたことで改善した事例がたくさんあるのです
にもかかわらず大手化学薬品メーカーからの圧力が入ったのかどうか?今回は石鹸が悪者になり、合成洗剤が良いものとして国が認めたと言うことです
本当に矛盾だらけです
誰のための法律で、何を守ろうとする法律なのか?
そんなことを今回このニュースから感じてブログに書きました
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