高齢者の孤独がますます深刻化していってるように思います

高齢の独居男性のうち、6.8人に1人が、2週間に1回以下しか会話をしていないことが明らかになっているらしいのです

また、60歳以上の独居者のうち4割以上が孤独死を身近に感じているといいます

株式会社　日向の鳥辺康則です（＾◇＾）

そうした状況も踏まえ、日本政府は2021年、イギリスに続いて世界で2カ国目となる「孤独・孤立担当大臣」のポストを新設したニュースを聞いた人もいると思います

そんな中で、さらにコロナの影響により高齢者に外出するな！みたいな風潮が広まる事はほんとに良いのでしょうか？

私は外出をするな！と間違って発信してる方が多いと思います

外出をしてマスクを外し他人と会話する事は控えるようにと言うことだと理解しています

誰とも会わずに早朝に散歩することまでダメだと思ってる高齢者があまりにも多いのでびっくりしています

ステイホーム！と言った政治家は責任を取って欲しいです

まるで犬に「ハウス」と言ってるようなもんです

高齢者のなかには「コロナが怖い！」という理由で、ほとんど外出しない、誰とも会わない、と家にこもっている方も多いんです

私としては、コロナ以上に「運動不足」と「孤独」の問題が深刻化していることが心配です

そもそも日本では年間140万に近い人が亡くなっています

その中でコロナ感染で死亡される方は、2020年には3414人でした

コロナ感染を原因とする死亡者数の割合はわずかに0.25%です

つまり亡くなった人の99.75%は、コロナ以外の原因でなくなっています

もちろんコロナ感染を防ぐ事はとても大切なことで、感染予防対策は必要だと思っています

しかし一切高齢者に外に出るなとメッセージを出している政治家には疑問を感じます

その影響によって運動不足になり他なる原因によって死亡される方が増えているからです

運動不足は、「ガン」「心臓疾患」「糖尿病」などの生活習慣病、そして、「うつ病」や「認知症」などのメンタル疾患のリスクを飛躍的に高めることがわかっています

また運動不足によって、基礎体力が低下すると、免疫力も低下して、感染症にもかかりやすくなります

運動不足の人がコロナに感染すると、重症化する危険性が高いのです

さらに、高齢者の場合、運動不足によってすぐに影響が出るのは「認知症」と「寝たきり」のリスクです

絶対に1日5分ぐらいは外に出て散歩したほうがいいと私は思っています

特に朝散歩することをお勧めします

朝におこなうと、「セロトニン分泌の活性化」「体内時計のリセット」の効果があるため、気分が安定し、意欲も湧いてきて元気になる、夜にぐっすりと眠ることができ、ストレス発散効果が得られる、さらに、太陽の光を浴びることで、ビタミンDの効果が得られ、骨粗鬆症の予防や免疫力アップにつながる、と、まさにいいことずくめなのです

本当に高齢者がこのまま外に出ずに、家族や周りの人とも接触しなければ「孤独」がますます深刻になるのも間違いないです

孤独は「孤毒」と言われています

「孤独」が健康と関係があるの？　そう思った人も多いかもしれませんね

じつは近年の研究から、孤独が心と体の健康にきわめて悪い影響を与えていることがわかっています

米ブリガムヤング大学の研究によると、「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50％低下する」そうです

社会的なつながりを持たない人の早期死亡リスクは、1日15本の喫煙習慣がある人のそれに匹敵します

また、これらの習慣は「運動不足」の3倍も健康に悪いという研究結果が出ています

また、孤独を感じる人は、そうでない人と比べて、死亡率が1.3～2.8倍、心疾患のリスクが1.3倍、アルツハイマー病のリスクが2.1倍、認知機能の衰えが1.2倍高まります

また、うつ病のリスクが2.7倍高まり、自殺念慮を抱える人が3.9倍になるなど、メンタルに対しても甚大な悪影響を及ぼすという結果も出ているのです

つまり外出禁止的なステイホームと言うことをいい続けた結果、運動不足になり寝たきりや認知症が進行し、孤独になり病気になって死んでも誰も責任取らないと言うことです

もう一度言います誰も責任取らないんです

現況またいでの移動や、マスクを外したの大人数での外食などはもちろんしない方が良いのですが、本当にずっと家にいなければいけないのでしょうか？

そんなことを強く感じてブログに書きました（＾◇＾）