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世界が危機感を持っている「生物多様性」での規制は大切である

イギリスで行われている主要7カ国(G7)では気候変動における各国の協力と対策が話し合われたと報道されています

しかし話し合われたのは気候変動の問題だけではなく「2030年までに世界の陸地及び海洋の30%保全する」と言う生物多様性に関するコミットメントも話しあったのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

いやいや2030年までに30%保全するってドンダケ大変なこと言ってるかわかってるのかな〜

全然だめでしょ〜

即刻100%保全しなければ大変な影響が人類に起こる可能性があるのです

残念ながら日本では、気候変動と比べると生物多様性をめぐる議論への一般的な関心度は必ずしも高くはありません

しかし実際は気候変動以上に生物多様性の喪失は我々人間にとって大きな脅威となるのです

今後は世界各地で生物多様性に関する規制や保護に関する法律が増えていると言われています

今現在も「生物多様性条約(CBD)」「ラムサール条約」など様々な規制は少しずつありますがそれが拡大すると考えられています

1970年以来、世界人口は倍増し、世界経済の規模は4倍に成長し、国際貿易の量は10倍に増えました

この膨れ上がる人類に十分な食料と衣類とエネルギーを与えるため、各地で森林が驚くほどのペースで切り倒されてきてます

特に熱帯地域の森林が、とてつもないペースで減少している事実は過去にもブログで書きました

人類のこうした活動によって、かつてないほど大量の生物が地球上から消えていっているのです

動植物の25%の種が絶滅の危機にさらされています

特に深刻なのが昆虫で、世界の昆虫の3分の1が地球上から姿を消しています

あと何年もしないうちに約100万種の動植物が絶滅することが予測されています

自然の生態系は平均47%衰退しています

世界のサンゴ礁の約50%は死滅しています

それがもたらす人間への結果って何なのでしょうか?

ここで知っておかなければならない事は、様々な動植物が消えると言う事は他人事の話ではなく、自分たちも関係があることだと言うことです

人類が他の生き物を絶滅に追いやると言う事は、自分たちが座っている枝を切り落としていると言うことです。自分自身の命を維持するシステムを破壊してることに他なりません。絶滅危惧種の保全を国家的、世界的問題として取り上げ、それに関する温暖化問題と同様に政府や組織は取り組まなければならないのです

生物多様性を研究している科学者で作っているチームのポール・エールリッヒ氏は今の危機的な状況を訴えかけています

誰もがわかることですが、現在の地球環境は生物多様性によって成り立っているのです

https://tonton-animals.com/why-biodiversity/

例えば、木がつけた葉や花は生物の餌となり、生物の糞は微生物の餌となり、やがて木や土の栄養になるというように、自然界は相互関係のもとで存在しています

そのため、どこかが破綻すれば、人間やほかの生物の生存が危ぶまれる事態になりかねません

さらに気候変動(温暖化)の問題で生態系システムへの申告の影響は加速しています

経済を最優先して自然を破壊し続けると結果として人間の命が脅かされると言うことです

小学生でもわかるような事ですが、多くの国々でこのようなことがいまだに行われています

だからこそ世界的枠組みや規制が必要だと言われているのです

日本では地球温暖化の問題ばかりが取り上げられてますが、実は生物多様性保全の問題はもっと深刻かもしれません

そんなことをG7の会合様子をメディアで見て感じたのでブログに書きました

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