宿題が大嫌いな私があえて「宿題」を考えてみました

小さい頃から宿題が大嫌いな私です
なんで命令されてこんなことしなければいけないのか頭に来ていました
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
この時期になると私の3人の子供たちも宿題に追われて憂鬱な日々を過ごしています

そこで思ったのが「宿題」で本当に意味があるのだろうか?と言うことです
どうせなら楽しい宿題を出してくれと言う感じです(自由研究のみなど)
日本国内のすべての子供たちが憂鬱になるような宿題であればやめたほうがいいと思ってます

そもそも世界教育の主流は「宿題なし」の方向に進んでいるのです
スイスのビジネススクールIMD(国際経営開発研究所)が発表している「世界競争力年間」で上位を占める10カ国のうち夏休みの宿題を出してるのは香港だけだと言う事実があります
①シンガポール
②デンマーク
③スイス
④オランダ
⑤香港
⑥スウェーデン

⑦ノルウェー
⑧カナダ
⑨ UAE
⑩米国の順位になります
ちなみに日本は34位です

これらの国々は普通の学校生活での宿題の頻度や量も日本に比べるとかなり少ないです
ましてや夏休みの宿題は一切ありません
ではこれらの国々の子供たちは長期にわたる夏休みの間何をしてるのでしょうか?
https://kodomo-manabi-labo.net/natsuyasumi-sugoshikata-kaigai
米国では、遊びやスポーツなどを主にした複数のサマーキャンプに参加するケースも多いです

3ヶ月ぐらいある夏休みですから、豊かな自由時間を使って子供たちは遊びを含め自分がやりたいことや様々なアクティビティーに精を出すと言うことです
1970年代まで詰め込み教育をしていたスウェーデンですら、議論の末に90年代に子供の自主性を重視するカリキュラムに変わりました
基本的な考え方は「学校の外で思いっきり遊ぼう!」と言うことなのです
シンガポールも以前の詰め込み教育に国が危機感を覚え「子供時代は勉強以外にもっと遊んだり運動したりしよう!」と国を挙げて方向転換し、小学校でのテスト廃止や夏休みの宿題も廃止しました

あの中国ですら子供たちに対して宿題を軽減させたり、週末・夏休み・冬休みは塾へ通うのが禁止と言う法律まで作ったのです
https://news.yahoo.co.jp/articles/45232a1bf3981939e897ca28ad9c512e37a1aeeb
塾へ行くのが禁止です!
なぜなるのでしょうか?
勉強以外にやりたいことを見つけて熱中することが社会に出てものすごく大切だからです
つまり、スポーツでも趣味でも遊びでも芸術でも何でもいいので、本人が心から楽しんで熱中できる時間が子供たちの夜必要と言うことです

こういう時間は本当に大切で、こういう時間の中でよいことがたくさん起きます
やりたいことに熱中しているとき、脳の中で「幸せホルモン」の一種であるドーパミンが出ます
このホルモンは幸福感を高めるだけでなく、意欲、やる気、集中力、理解力、記憶力、思考力を高める働きもあり、いわゆる、勉強に必要な能力も上がるので学力向上にもつながります
自分がやりたいことを深めることで自信がつき、自己肯定感が上がります

すると、生活全体に張りが出て、他のことも頑張れるようになります
また、自分がやりたいことを自分で見つけて、バリバリやる自己実現力がつき、主体的な生き方とアクティブラーニングの力がつきます
そして最も重要なものは、子供の頃から「勉強するときは勉強する。休むときは休む。」と言うオンとオフのメリハリのある生活を送ることなのです

2020年における日本の国民一人当たりのGDPは世界23位でした
その生産性は極めて低く、国民一人当たりが生み出す付加価値はとても少ないのが実態です
子供時代に日本の2倍以上ある長い夏休みを楽しんで、夏休みの宿題など全くしなかった米国の大人の一人当たりのGDPは日本の1.6倍になります
つまり子供の頃から詰め込みさせられた教育方法によって、大人になってもオンとオフのメリハリのない仕事ぶりが生産性を低下させると言うことなのです

もちろん子供たちの中には宿題が楽しくてしょうがないと言う人もいるでしょう
しかし多くの子供が嫌でたまらない宿題をやらされ続けて、あまりにも無意味に詰め込みさせられることによって、やる気が出ず憂鬱な日々を送っているのです
夏休み!と言う位だから休みなので、休みの時位はのびのびと遊ばしてはどうでしょうか?
こんなことやってるから休みの日の休日出勤が当たり前だったり、残業が当たり前の社会風土ができてしまうのです

このブログを読んでもらうといかに私が宿題が大嫌いかということがわかると思います
嫌いだけではなく頭に来てる位です
個人的な意見も入りましたが間違いなく世界の主流は詰め込み教育ではないと言うことです
そんなことを思ってブログを書きました

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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