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2021年の二酸化炭素排出量は劇的に上昇してるのが現実です

2020年は多くの経済活動が停止したことで、世界の二酸化炭素排出量は大幅に縮小しました

しかしその反動が今年に入ってきてるのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

二酸化炭素排出を抑えつつ経済復興目指す「グリーン復興」と言う言葉は、全くの事実と異なっているのです

2020年に大きく落ち込んだ世界の二酸化炭素排出量が2021年に大きくリバウンドし、2009年の金融危機後に記録した最高値に次ぐ量になることが判明したのです

この10年間世界の二酸化炭素排出量はかなり抑えられる傾向に来ていましたが、リバウンドで一気に2021年は観測史上2番目になる最高値になっているのです

今までの努力が今年1年であっという間にパーになったと言うことです

世界各国のリーダーは気候変動問題に取り組む姿勢を見せていますが、実際は二酸化炭素排出量は上昇しており事実と異なっているのです

二酸化炭素排出量が急増する理由の1つが、石炭発電の増加です

経済損失を被った国々は、復興に向けた取り組みでコストを抑えたいと言う動機が働き石炭発電を急激に増やしているのです

特に中国と米国における石炭発電が増加し続けているのです

中国は2060年までに二酸化炭素排出をネットゼロにすると国際的にアピールしているが、国内では石炭発電所の建設計画が多数持ち上がっています

また、中国が2030年までに二酸化炭素排出量を削減すると公言しているが、このほど中国で発表された5カ年計画では、排出量削減に関する取り組みの詳細は盛り込まれていません

言っていることとやっていることが正反対なんです

https://gigazine.net/news/20200507-zombie-coal/

なぜ風力や太陽光などの再生可能エネルギーによる発電しないのか?

中国の最大優勢事項は経済発展であり、経済発展を支えるのに安定的な電力供給できる石炭の量が必須であるのです

国家戦略の中で石炭発電が中国経済構造に深く組み込まれているのです

中国国内では発電量全体に占める石炭発電の割合が6割近くになっています

石炭発電割合の世界平均は33%なので中国がいかに石炭に依存してるかが分かります

中国と米国が世界の二酸化炭素排出量の3分の1を占めているのは事実です

この2つの国が積極的に石炭発電を進めていく限りは二酸化炭素排出量は下がっていかないと言うことです

Z世代と言われる若者の中では、世界の心配事トップ3の第一位が環境破壊です

第二位がコロナ感染の拡大だそうです

各国がかけている目標は本当に達成できるのでしょうか?

そんなことを強く感じさせる現実があります

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