気候変動により昆虫が減るだけではなく野花が劇的に減っている事実があります
気候変動や環境破壊によって海や河川、大地や大気の様々なところに異変が起きていると思っています
我々人間の生活活動によって様々な動植物に多大なる影響を与えていると言うことです
株式会社 日向の鳥辺康則です
最近はヒューマンドキュメンタリー映画「セーブ・ザ・リーフ〜行動する時〜」の上映会を通じて海の異変やサンゴが次から次えと死滅していってる事実を多くの人に伝えています
ある調査によるとこの30年間で世界のサンゴの50%近くかが死滅の危機に追いやられてると言うことです
サンゴは卵を産む動物ですが、働きとしては二酸化炭素を吸収して酸素を発生させると言う植物の働きをします
サンゴが死滅すると言う事は海の中で酸素発生メカニズムが失われると言うことです
さらに最近では海藻類にも異変が起きています
磯焼けと言う現象です
アマモや海藻が海からいなくなり砂漠のような状態が広がっています
磯焼けになった海には生物が一切存在しません
まるで死んだ砂漠のような海です
海藻類やサンゴが海の中の酸素の70%以上を作り出しています
それらが死滅すると言う事は海の中の酸素が低下し、実際に低酸素海域と言われる場所が世界では増えています
低酸素海域には、生き物はほとんど生存してません
一体この先どうなるでしょうか?
また陸上でも異変が起きています
昆虫が激減していると言う話を聞きます
特に深刻なのがミツバチです
ミツバチは多くの食物の受粉や生育に関わっています
ミツバチが世の中からいなくなると食べ物の3分の1以上が失われる可能性があると言うことです
さらに昆虫の減少と密接な関係があるのが自然に咲いている野草や野花が劇的に減っていると言う事実です
学術誌フロンティアズ・イン・プラネット・サイエンスに2月に発表された研究論文が衝撃的でした
研究結果によるとこのままで行くと世界の野話や昆虫の未来の生育環境では、一部の野花は蜜の量が60%減り、種子が小さくなったり数が減ったりして、全体量が最大で40%減る恐れがあるという
「この結果は、地球温暖化が一部の野花と花粉媒介昆虫に重大な影響をもたらす恐れがあること、そして、植物群落は現在とは異なる構成になる可能性が高いことを示している」と、論文執筆で中心的な役割を果たした英ニューカッスル大学の研究者エレン・モスは言います
「この研究は、花粉媒介昆虫が複数の脅威にさらされていることを改めて明らかにした」と、ダブリン大学トリニティ・カレッジのジェーン・スタウト教授は語りました
「殺虫剤や疫病や気候変動のストレスに加えて、食物や繁殖の場所を失いつつある」
このままでいくと多くの昆虫や野草・野花が地球上からどんどん消えて激減すると言うことです
これは何を意味しているのでしょうか?
かのアインシュタインは亡くなる前にこんな言葉を残しています
もし地球上からハチが消えたなら人類は4年間しか生きられない。
この言葉はどんな意味をもたらしているのでしょうか?
我々がもたらす環境破壊や環境汚染は多くの生命体の存続にも関わっています
一日でも早く環境問題に興味を持ち実際の行動に移っていきたいと思います
そんなことを思ってブログに書きました
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