「長生きしたい」と「最後まで健康でいたい」は全く違うと思います
日本は世界有数の長寿大国です
日本人の平均寿命は男性で81.64歳、女性で87.74歳です(2020年時計)
株式会社 日向の鳥辺康則です
人生100年時代と言われる中で長生きがスタンダードになる時代が来ていると言われています
しかし実際は心身ともに健康でいられる「健康寿命」が大切だと言われているのです
健康寿命は男性で72.68歳、女性で75.83歳と大きな隔たりがあります
男性で約9年、女性で約12年間は、健康ではなく病気や認知症、寝たきりの状態で最期を迎えると言うことです
それって生きてるけども幸せってことかな?
そんなことが最近超高齢社会に突入した日本の中でささやかれてます
「衰える」事は決して老いに敗北したと言う意味ではない
歳を重ねる「加齢」は等しく皆に起こりますが、「老化」は人の顔や性格がそれぞれ皆異なるようにそのプロセスもスピードも人それぞれ千差万別だと言われています
つまり年は取るけども老化スピードは努力で変えられると言うことです
老化に遺伝子は関係あるの? 老化すると心や体はどうなるの? 運動ってどんな効果があるの? 認知症ってそもそも何なの? 若い頃と同じ薬を飲んでも大丈夫? 老いに関して多くの人が思う関心事をまとめた本があります
それが、最高の老後「死ぬまで元気」を実現する5つのMです
ニューヨークに住んでいる専門医師である山田悠史さんが書いた著書です
読んでみるとなかなか勉強になります
私自身はまだ若いと思ってますが50歳を超えて後半戦とてもこの方に出会えて良かったと思ってます
1部を紹介します
・65歳以上の約10人に1人は車椅子か寝たきり
・65歳以上の約5人の1人は認知症
・65歳以上の約3人に1人は5種類以上の薬を毎日飲んでいる
・65歳の約5人の4人は、少なくとも1つ以上の慢性疾患を持つ
・死に直面している人の約10人中7人は自分で意思決定ができない
これらの現実をどうしたら変えられるか、最後の10年を人の助けを借りず健康に暮らすためにはどうしたらよいのか、その答えとなるのが「5つのM」
カナダおよび米国老年医学会が提唱し、「老年医学」の世界最高峰の病院が、高齢者診療の絶対的指針としているものです
【5つのM】
Mobility ──からだ
Mind ──こころ
Multicomplexity ──よぼう
Medications ──くすり
Matters Most to Me ──いきがい
ニューヨーク在住の専門医が、この「5つのM」を、質の高い科学的エビデンスにのみ基づいて徹底解説
病気がなく歩ける「最高の老後」を送るために、若いうちからできることすべてを考えていきます
特にこの中で大切だと思ったのが「からた」と「いきがい」です
本の中での特に印象的だった言葉
運動はただ病気のリスクを下げるだけではなく、身体機能はもちろんのこと、認知機能や生活の質、睡眠の質を改善してくれる効果も期待できます。
これだけの「病気の予防」や「質の改善」に効果がある薬やワクチンは、この世の中に存在しません。運動は何にも勝る「良薬」なのです
やっぱり筋肉の低下とともに人間は老化が加速すると言われているので適度の運動は絶対に必要だと言うことです
病気になってからの治療よりも、病気にならない予防の方がとても大切だと言うことです
でも人間は治療に価値を置き、予防にあまり重きをおかないと言うことです
でも実際は病気にならない予防こそがとても大切なことだと言うことです
また生きがいに関しては過去に書いた私のブログもあるので参考にしてください⬇︎
https://117kirei.com/20220227toribeblog/
他にもとても参考になるようなことがたくさん書いてあったので興味ある人は読んでみて下さい
私はまだ年寄りじゃないからこんな本はいらない!と決めつけるのではなく予防と言う概念から若い時から知っておくととても良いと思います
その考え方が大切だと言うことです
老化により病気になってから読むのではありません
今若いうちに読む予防と言う考えがとても大切だと言うことです
そんなこと思ってブログを書きました
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