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みんなの言う「常識」って何なんだろう?と思うことが最近あります

先日群馬県のある食堂に入ろうとしたときに、扉を開けてくれた老婦人がいました

てっきりお店の人だと思って入店したらいきなり怒鳴られました

株式会社 日向の鳥辺康則です

大きな声で「出る人が先だろ!常識を知らんのか!」と怒鳴られたのです

一瞬何がわかってるのか分からないので一言「すいません」と言いました

確かに出る人を先に通さなかった私もあるのですが、まるでそれが法律が如く怒鳴られるのも気分悪いもんです

最近本当に皆さんの言う「常識」が何なのかよくわからない部分があります

エスカレーターに乗るとこんなこと言われます

「右側は急ぐ人が通るんだから立ち止まるな!そんなの常識だろ!」と怒鳴る中年の男性が多いです

しかし、JRではエスカレーターは歩くところではないので右側の人も立ち止まって乗ってくださいと何回もアナウンスしています

専用のポスターやPRのコマーシャルまで作ってエスカレーターでは立ち止まって歩かないことを勧めています

しかし、皆さんの中の常識ではエスカレーターの右側急ぐ人のために開けなければダメだと言うものなんでしょうか?

最近もSNSで大炎上起こした出来事があります(もちろん私ではありません)

それは「ベビーカー問題」です

数年前から話題になっている、出勤時の電車内にベビーカーで乗り入れることは「アリかナシか」を巡っての論争です

SNSなどを見ると「迷惑だ常識を考えろ!」「わがままな行為は非常識だ!」など、非難を浴びせるような文章が多いです

つまり、電車の混んでる時間帯にはベビーカーを使う人はもっちゃいけないと言うルールなんですね

常識を持ち出す人は、常に「みんなの意見」と言う表現をします

私から言わせればそれはあなたの意見であり、皆ではないと言うことです

多くの人はみんなと合わせることが良いことだ!と言う常識の呪いに支配されています

みんなと違うことをすると、周りから攻撃されたり、非難されたりすることへの恐怖から脱却できないのです

もちろん法律を破って人と違うことをやると言う事じゃありません

日本では「みんなに合わせなければならない」と言う呪いの呪文は小さい頃から刷り込まれます

本当の自分の意見や感覚を抑制して周りに従わなければならないと言うことです

マスク等もそうです

10月6日に日本の厚生労働省はTwitterで次のようなことをはっきりと発表しています

「マスクについては屋外では原則不要です。」

そのことに対して、国民からは賛否の声がたくさんあったと言うことです

ここでまた常識が出てくるのです

国がいらないと言っているのに、屋外で歩いてると注意されることがあります

屋内であろうと屋外だろうとマスクをするのが常識と言う呪い

マスクした人は一緒してればいいんじゃないでしょうか?

バカバカしくてしょうがありません

その一方で、ホテルは旅館業ではマスクをしてない人を拒否できると言う法律をつくりました

それを自慢げにSNSでアップしてる頭の悪い経営者がたくさんいます

これから海外からのインバウンド需要が増える中で、日本政府は一体何がしたいのでしょうか?

みんながやってることがほんとに常識なのでしょうか?

日本はまだまだ常識と言う呪いから脱却できないと思います

とても怖いことだと思ったのでブログに書きました

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