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なぜ日本の食糧事情はアメリカの言いなりになるのでしょうか?

日本は戦争でアメリカに負けた敗戦国です

にもかかわらず植民地にならずに免れた事は良かったことかもしれませんが、奴隷国として言いなりになってるような気がしてなりません

株式会社 日向の鳥辺康則です

特に食糧事情となると米国が売りつけたいものを法律を変えてでも日本に押し付けてきます

アメリカから輸入を迫られれば危険性が疑われる食品であっても政府は輸入に踏み切ってきた過去の歴史がずっとあるのです

例えば、成長促進剤を多量に使った米国産の牛肉です

全世界が危険性を指摘して輸入をしません

さらに米国民も危険性がわかっているので食べません

そんなお肉を日本を喜んで輸入しています

過去に書いたブログを参考にしてください⬇︎

https://117kirei.com/20210323toribeblog/

小麦なども言いなりです

食料自給率100%のはずのお米を減たんさせられ、小麦を使ったパン給食が提供されたのが始まりです

https://117kirei.com/20210902toribeblog/

さらに、悪名高き除草剤「ラウンドアップ」などもそうです

https://117kirei.com/20220626toribeblog/

そんな中で、今回法律を変えてでもアメリカが押し付けてきたものがあります

それが「じゃがいも」です

アメリカではジャガイモシストセンチュウという害虫が発生しています

そのためアメリカ産の生鮮ジャガイモは日本への輸入が禁止されていました

しかし例によって日本政府はアメリカからの「要請」に応じることになるのです

2006年にポテトチップ加工用に限定しかつ輸入期間を2月~7月に限定してアメリカ産の生鮮ジャガイモ輸入を認めました

いつものパターンですがこれで騙されてはいけません

これは限定的な輸入だったのが、2020年2月に農水省は米国産のポテトチップ加工用生鮮ジャガイモの「通年輸入」を認める規制緩和を行いました

我々国民の知らない間にいつもこんなことが行われてます

さらに、アメリカの要求を受けてポテトチップ加工用という制限を外し生食用ジャガイモの全面輸入解禁に向けて協議を始めることにまで合意しています

もちろん「協議を始める」は「近々解禁する」と同義語なんです

なぜならば100%言いなりだからです

では米国産のじゃがいもの何が問題なのか?

大量の農薬がかけられていると言う事実です

しかし、それらの使われている農薬は日本では許可されてないので、いつものごとくウルトラCを使うのです

日本では収穫後の農薬散布はできません

だが、アメリカからジャガイモを輸送するために防カビ剤の散布が必要になります

そこで政府は農薬と言うカテゴリーではなく、食品添加物と言うカテゴリーで防カビ剤を許可するのです

これが現実なんです

2020年6月に厚労省はポストハーベスト農薬として動物実験で発がん性や神経毒性が指摘されている殺菌剤ジフェノコナゾールを、生鮮ジャガイモの防カビ剤として食品添加物に指定しました

あわせてジフェノコナゾールの残留基準値を改定し、これまでの0.2ppmを4ppmと20倍に緩和しています

ジフェノコナゾールを食品添加物に指定することで、ジャガイモへの収穫後の農薬散布を可能にした、 ということなのです

こんなことが現実にあって良いのでしょうか?

しかし過去にも同じようなことがたくさん起きてます

代表的なもので「日米レモン戦争」です

1970年代にアメリカから輸入していたレモンなどの柑橘(かんきつ)類からオルトフェニルフェノールとかチアベンダゾールといった防カビ剤が検出されました

これらは、膀胱(ぼうこう)がんや腎障害の原因になるとして日本では禁止されていました

そのためこれが検出されたアメリカ産レモンを海洋投棄しアメリカに対して使用禁止を求めたのです

だがアメリカはこれに激怒し日本からの自動車輸入を制限すると脅したのです

日本政府は慌(あわ)ててレモンへの防カビ剤は食品添加物であるとして輸入を認めることにしたのです

国民の健康や安全性はどこに行ってしまったのでしょうか?

「農薬として使用が禁止されている薬物が、収穫後に使用すれば食品添加物であるため使用できる」というのはあまりにウルトラCであり苦しい言い訳に過ぎない

さらに米国産のジャガイモンには別の懸念もあります

それは「遺伝子組み換えジャガイモ」だということ

食品安全委員会は、2017年に米国シンプロット社が開発したRNA干渉法という遺伝子操作で作られた遺伝子組み換えジャガイモを承認しました

ちなみにRNA干渉法とは、RNAを用いて遺伝子の働きを止める技術です

ただ、遺伝子操作の際に目的とする遺伝子の働きを止める以外に、別の遺伝子の働きや別の生物の遺伝子の働きを止めてしまう可能性があり、さまざまな生物に劣化などの問題を引き起こしかねないという指摘があるのです

この遺伝子組み換えジャガイモが、日本のポテトチップスやファーストフード店などのフライドポテト等に使われる可能性が指摘されています

外食産業でこの遺伝子組み換えジャガイモが利用されていても、日本では遺伝子組み換え表示の義務がありません

消費者は遺伝子組み換えジャガイモであると気づかないまま食べてしまっている可能性があるのです

外食では遺伝子組み換え食品を選択的に避けることができないのが現場かもしれません

この現実を各メーカーに問い合わせると、ポテトチップスメーカーや多くの大手外食チェーンは遺伝子組み換えジャガイモを使うつもりはないと回答しています

しかし本当なのでしょうか?

ジャガイモについては、これまで長いあいだ輸入を迫るアメリカとの間で攻防が繰り広げられてきました

ある農水省OBからは「歴代の植物防疫(ぼうえき)課長の中で、ジャガイモ問題で頑張った方が、左遷(させん)されたのを見てきた」という話を聞いたことがあります

そうやって命をかけて、頑張ってきた方々のおかげで今までじゃがいもは入ってこなかったのです

しかし、米国の要望が強まる一方でもう無理な段階まで来てます

米国の要求リストを拒否するという選択肢は日本には残されていません

要求リストの中から今年応じるものを選ぶしかないのです

いわばアメリカの要望を受け入れる順番を選んでるだけなのです

本当にこのままで良いのでしょうか?

そんな不都合な真実を知ったので今回はブログに書きました

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