野菜の栄養価が昔と比べて激減してるという情報は本当なのでしょうか?
ある女性週刊誌を読んでたら気になる記事を発見しました
それは「野菜の栄養価がどんどん下がっている!」と言う記事です
株式会社 日向の鳥辺康則です
読んでみると50年前の野菜と今の野菜では全く別物だということがわかります
これは日本だけじゃなくて世界的な傾向らしいです
野菜に含まれる栄養素は、ここ数十年で激減し続けていると言うデータが様々な国から出ています
特に日本でとれた野菜は栄養価が低いと言うことです
どれぐらい知ってるのか?
・ほうれん草の鉄分 13mg→2mg
ビタミンC 150mg→35mg
・小松菜の鉄分 4mg→2.8mg
ビタミンC 90mg→39mg
・大豆もやしの鉄分 3mg→0.5mg
ビタミンC 25mg→5mg
にんじんのビタミンA何度も3分の1以下になっています
収穫時期によって栄養素が変わるので、一概にこのデータだけを見比べるわけにいきませんか間違いなく減ってる事は変わりません
なぜこのように栄養価がどんどん下がってるのでしょうか?
雑誌の中では次のようなことが原因だと書かれてました
化学肥料の乱用で土壌も野菜もスカスカになっている!
昔の農業で主流になっていたのは有機肥料でした
簡単に言うと人間の糞尿を堆肥として使っていたのです
しかし現在の日本の農業では使われている肥料の99%が化学肥料です
世界の中でも日本の化学肥料依存度が高く、99.6%と言う数字が出ています
1haあたりの化学肥料の使用量は他の国と比べてもダントツに多いのです
・アメリカ 110kg
・フランス 203kg
・中国 256kg
・日本 271kg
ちなみにロシアはわずか12kgです
世界で最も化学肥料を使っている国といえます
化学肥料を乱用することによって、土壌からミネラルや微生物が減り野菜の栄養素の減少を招いているのではないかと言うことです
実際に化学肥料を乱用することによって数万種類あるとされる土壌の微生物は現在4分の1以下に減っていると言われてます
微生物のいない土壌では病原菌や害虫が増えやすくなるので大量の農薬も使われるのです
1度でも農薬を使うと土壌中に残留農薬が溜まり微生物がさらに減少します
そういった土壌が簡単に元の微生物豊富な土地には戻れないのです
これこそまさに日本農業の悪循環です
ヨーロッパでは近年化学肥料の使用を減らし有機肥料の比率を高める政策がとられています
そして化学肥料を使われた野菜には硝酸イオンが残留してることも懸念されてます
硝酸イオンを摂取するとその一部が体内で発がん性物質「ニトロソアミン」に変化するのです
ニトロソアミンはへ血液中で酸素を運ぶヘモグロビンと結合し最悪の場合窒息症状につながる恐れもあるのです
実際に1950年代欧米で赤ちゃんにほうれん草の裏ごしを与えたところ、顔色が真っ青になって死亡した「ブルーbaby事件」が有名です
これはほうれん草に残留した硝酸イオンが原因だと言われています
他にも、呼吸器障害やガン・萎縮性胃炎・血管性認知症・アルツハイマー型認知症などの原因にもなると言われています
健康のために野菜を食べてるのに、逆に病気になるとはどういうことなのでしょうか?
化学肥料や農薬を使うことにより利便性は良くなったとしても生産物が本物でなくなってきてると言うことです
自分たちの都合だけで選択してしまっては大変なことになります
本当に生きた野菜が少なくなってきてることを感じます
本当にこのままで良いのでしょうか?
そんなことを女性週刊誌の記事を読んで感じたのでブログに書きました
No comments yet.