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日本人はもっと「抵抗する力」を持っても良いと思うのです

日本は同調圧力が強くて、個人的な意見が言いにくい国だと言われています

でも同調圧力って日本だけのものではなく、どんな国でも存在してると思うんです

株式会社 日向の鳥辺康則です

では他の国の同調圧力と日本の同調圧力って何が違うのでしょうか?

答えは一緒だと思います

違うのは同調圧力ではなく「抵抗する力」のような気がします

圧力がかかったときに「抗う力」「抗う勇気」を持っているかどうかだと思います

言い方変えればいやなことに対して「NO」と言えるかどうかです

「NO言えない日本人」と言われる位この部分が他の民族と比べて圧倒的に弱いように感じます

集団の中で何らかの同調圧力が存在したとしても、一人一人の国民や市民がそれに抗うだけの「抵抗力」を持っていれば流されることがないんです

しかし、日本人はその「抵抗力」と言う力をあまり持っていない

それは集団の中で「自分は個人であると言う意識」を封じ込められてるような気がします

個性はダメで集団に従うことが良いと教育を受けているからです

日本以外の国では人間は一人一人が独立した存在であり、それぞれがオリジナルの考えや価値観・行動規範を持ってもいいという考え方に根差しています

環境活動家の谷口まさひさ氏のSNS投稿にこんなことが載っていました

【「NO」と言わない限り、あなたは何かを奪われ続ける】

ドイツで子育てをしている人から教わったこの事が、僕の心にかかっていた霞を晴らした。

”ドイツでは子どもに「NOと言わない方が悪い」と教える”

日本はどうだろう。

例えば日本で、AくんがBくんから、オモチャやお菓子をとり上げたとしよう。

問答無用で、(大人から)Aくんが怒られることがほとんどではないだろうか。

これがドイツであれば先ず、とり上げられたBくんに、「嫌だという事は伝えたのか?」と聞くという。

そして、嫌だと言っていなかった場合、「NOと言わない方が悪い」と言われるという。

「NO」と言うこと以外は、すべて「YES」と同じなんだ。

僕はこれは、民主主義制をとっている国が腐敗しないために、最も重要な事の1つだと本気で思った。心の底から感動した。

自分がBくんだったとして、日本のように自分が「NO」を言わなくても、Aくんが自動的に怒られてくれるなら、子どものうちは楽かもしれない。

そして、社会に出てからも、それが続いてくれると思い込んでしまうかも知れない。

自分が「嫌だ」とか「やめて」とか言わなくても、政府や、上司や、先生や、周りの人が自動的に怒られてくれるなら、そんなに楽な事はないだろう。

だけど残念ながら、そんな事はいつまで待っても起こらない。

裏では文句を言いながら、表立っては何も言わずに黙って従う人がほとんど。

あなたが、自分の意志と責任をもって「NO」を突きつけることでしか、あなたの周りにある現実は何一つとして変わらない。

『沈黙は容認』

「NO」と言わない限り、あなたは何かを奪われ続ける。

谷口まさひさ氏 FB投稿から

どちらが良いか悪いかではないが、はっきり言える事は全く教育が違うと言うことです

NOとはっきりと言って抵抗しなければわからないと言うことです

NOとはっきりと言わなければ全て YESだと思われると言うことです

これってとても大切なことだし、大きな違いだと私は感じています

はっきり言わなくても、察したら良いという言葉があります

「察する」って言葉はもしかして日本だけで通用するのではないかと思ってます

はっきり言わなければわかるわけがないし、意思表示しなければ意見がないと思われて当たり前なんです

だからこそ日本人は抵抗する力を持ったほうがいいと思う

言い方を変えたら、はっきりと「NO」と意思表示することを学んだほうがいいと思う

何のアンケートにしてもどちらでもないと言う意見が多いような気がする

どちらでもないと言う事は、みんなの意見に従うと言うことに聞こえてしまう

本当にそれで良いのだろうか?

今回そんなふうに思ったのでブログに書くことにしました

最後まで読んで下さってありがとうございます

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