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世界的に若年層で大腸がんになる人が急増しているのはなぜか?

がんの中で世界で3番目に多いのが「大腸がん」です

2018年には約180万人が発症し約88万人がこのがんで死亡しています

株式会社 日向の鳥辺康則です

しかしこの大腸がんは高所得な先進国を中心に年々減る傾向にあると言われています

原因としては喫煙者の減少と大腸がん検診の効果だと言われています

大腸がん検診で行われる大腸内視鏡によって、大腸がんの「前がん状態」であるポリープを切除することによってがんの発生が減っているのです

大腸がんになる原因としては次のようなことが言われています

肥満・加工肉食・飲酒・喫煙の増加・および食物繊維不足と運動不足です

これらを改善することでさらに大腸がんは減る傾向にあると言われています 

しかしこの「大腸がん」が若者の中で急激に増えている現実があります

特に40代以下の方々が爆発的に増えているのです

以前大腸がん以外でも40代以下の方にがんの病が増えていることをブログに書きました

興味ある人はこちらも読んでみてください⬇︎

・世界的に40歳以下でガンが発病し亡くなられる方が増えている

https://117kirei.com/20231017toribeblog/

例えば、米国人をみてみると1950年代に生まれた人々に比べて、1990年代に生まれた人々の大腸がんの発生率が約4倍となっています

これって異常な数字だと思いませんか?

そもそも、がんの発病は高齢者の方が多いイメージがあります

更に20歳代の人々における大腸がん発生率が毎年約10%も増えてきているんです

一体何が原因なのでしょうか?

これまでの研究から「ジャンクフード」や「加工食品」が関係してることがわかっています

つまりハンバーガーやフライドポテト・一部のスナック菓子やシリアル・デザート類・砂糖入りの飲料などとの関連性が明らかになってるんです

専門家は「社会は添加物や保存料を多量に使用した食品を摂取する食習慣に移行した結果として発症する人が急増してる」と言っています

2015年には世界保健機関(WHO)の付属機関である国際がん研究機関(IARC)が、加工肉はヒトの直腸がん発生の要因になり得ると発表しています

若い年代層の人は加工肉をたくさん食べる習慣を子供の頃から身に付けてしまってると言われています

高脂肪で低食物繊維の食事を短期間でも続けると、大腸粘膜に炎症と細胞の増殖をもたらすことがわかっています

大腸がんの前駆徴候であるこの病理現象は、ほんの2週間以内の高脂肪低繊維食でも起こることがわかっているのです

しかしそれだけでは解明できないのです

なぜならば、若者以外の人もそれらの食事を取る人がいるからです

にもかかわらずなぜ若年層に大腸がんになる人が多いのか?

そこで考えられているもう一つの大きな要因があります

その要因とは「抗生物質服用の多用」です

もっと言うのであれば小児期での服用です

もともと大腸には腸内細菌が多数住み着いています

抗生物質の服用は病気に関係している菌を殺すだけでなく、善玉菌をも叩いてしまうのです

腸内細菌の変化は大腸がんを起こす引き金となることがわかってきました

これらの因果関係はこれからはっきりとわかってくると言われています

日本でも簡単に抗生物質を処方するお医者さんが多い中で、本当に若者たちは大丈夫なのかと思ってしまいます

事実を知らないってほんとに怖いことです

不必要な抗生物質の服用は減らすべきです

薬剤耐性菌の蔓延を減らすことにもなります

それで結構性物質は腸に与える影響が大きいのです

今回はそんなことを思ってブログに書きました

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