「孤独」は健康への脅威になるとWHO(世界保健機関)が発表しました
孤独の蔓延を放っておくわけにはいかない
それはすでに「切迫した健康上の脅威」になっていると世界保健機関(WHO)がはっきりと発表しました
株式会社 日向の鳥辺康則です
最近の研究によるとアメリカ人の約半数が少なくとも一度は孤独や孤立・疎外感を感じているそうです
またアメリカ人の10%がつねに、またはほとんどの時間で孤独を感じていると答えています
これはアメリカ人だけではなく、世界で蔓延している「孤独」と言う健康上の脅威ということらしいのです
孤独の影響は、1日15本の喫煙や肥満・アルコール依存と同じくらい寿命を縮めることがわかっています
社会的つながりが乏しいあるいは不十分な状態は、心臓病のリスクを29%・脳卒中のリスクを32%増加させる子供報告されてます
また不安・うつ病・認知症・呼吸器系疾患・ウイルス感染のリスクも高めるという研究結果もある
他にも孤独がもたらす影響として、注意力や認知力の低下・遺伝子発現やホルモンレベル・神経系や免疫系への悪影響などがあることを発見されてます
どんだけ体に悪影響を及ぼすんだと思ってしまいます
しかし私自身はそこで疑問も出るのです
1人でいても孤独を感じない人もいれば、集団の中にいても孤独を感じる人もいる
それって個人の感じ方の違いなんじゃない?
ひとりでいてもまったく気にしないどころか、むしろそのほうが快適だと感じる人がいる一方で、いつもたくさんの人に囲まれているにもかかわらず孤独感に苛まれる人もいるのは事実だと思う
そのような心的な孤独というのは、今自分がいる場所になんらかの居心地の悪さを感じるときに生まれると思う
だから物理的に群れているかどうかとは無関係なんではないか?
調べてみるとこれは大きな脳を持った人間だけに見られる傾向らしい
昔からこのような孤独に悩む人はいたと思います
しかし学校や会社・親同士のつきあいなど集団の構造や機能が複雑化して特定の集団に自分をフィットさせることがどんどん難しくなって来ているのも事実だと思う
自分の居場所が見つけられないと言うもの
現代人が抱える孤独というのは、社会が複雑になったがゆえに生まれたものかもしれない
そんなこと思っていたらあるコラムを発見しました
「あなたがもし孤独を感じていたら、もしかしたらお腹の中に潜む腸内細菌が寂しい思いをしているのかもしれない」ということである
腸内細菌が孤独と関係してるの?と思ったのは私だけでしょうか?
第二の脳と呼ばれる腸に住む腸内細菌の研究は目まぐるしく進歩してきていると言う事は知っています
これまでの研究で腸内細菌は「うつ病」との関連性や加齢による認知機能低下との関連性が指摘されています
その他にも双極性障害・統合失調症といったメンタルヘルス・性格や心理特性(良識の生物学的な基礎要素とみなされる)と関係があることがわかってます
人間の腸の中に存在する「腸内細菌叢(腸内フローラ)」は、数兆という微生物(細菌・ウイルス・菌類)によって構成されている事は有名です
お腹の中に潜むのだから、脳とは一切無関係に思えるが腸と感情や認知機能には不思議な結びつきがある
腸が第二の脳と言われるのがその理由です
腸内細菌の多様性が乏しくなるほどに心身の健康が悪化し、肥満・炎症性大腸炎・大うつ病性障害といった病気になりやすいということです
逆に孤独感を感じにくい人、良識・思いやり・社会的サポート・社会への参加レベルが高い人は腸内細菌叢が多様である傾向が明らかになったそうです
可能性としては孤独が腸内細菌を不安定にして、その結果としてストレスへの抵抗力や回復力が弱まってしまう線が考えられるそうです
だから孤独な人は病気になりやすくなる
だから最新の研究では腸内細菌を多様化させることが孤独からの脱却と言われているみたいです
すごい関連性があるんですね
そんなことをコラムを読んで感じたのでブログに書きました
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