微生物に善も悪も無い!全ては調和(バランス)の世界だと思う
新元号が「令和」に決まりましたねw
響きもいいし新しい感じがして私は好きです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
世の中には除菌や殺菌などの製品が溢れていますが、人間はそもそも微生物からなる集合体だと思うのです
微生物とは、細菌、菌類、アメーバなどの原生動物、ウィルスも含めた顕微鏡でしか見ることのできない生物の総称です
私たちの体内に宿る「菌」の数は100兆個とも、1000兆個とも言われており体を構成する細胞の数よりもはるかに多いのです
菌を始めとする微生物がいなくなったら人は生きていけないのです
私たちが生命活動を維持していくために、菌を始めとする微生物が重要な役割を担っていると言う事実が近年になって少しずつ認識されるようになってきています
人間は微生物によって活かされている
そもそも私たち人間は生命を授かり子宮内で成長している過程では胎児は無菌状態で発育します
子宮が破水して胎児が産道を降りてくる時に初めて菌と接触します
細菌ワールドとの出会いなのです
その後お乳を飲んだり離乳食を食べたり生育過程で出会う様々な菌を共有していくのです
3歳位までの間に体内に必要とされる基本的な菌やその近緑種が取り込まれると言われています
つまり体内にいる「常在菌」は全て外からやってきているのです
常在菌の集合体は「マイクロバイオーム」と呼ばれていますがまだわかっていないことが多いのです
無菌の状態で生まれた人間がいつの間にか肉眼では見えない100兆を超える菌と共存共生しているのです
凄い〜と思いませんか(^◇^)
その細菌やウィルスがお互いに関係し合い宿主ともコミニケーションをとっているのです
しかし現代では最近=悪とみなされ除菌や殺菌がブームとなっているのです
体内の10%の菌が失われると人間は生きていけないと言われています
古代から共生してきた「ピロリ菌」も胃ガン、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因になると言われ削除されることが進められています
ピロリ菌は悪なのでしょうか?
ところが近年になってこのピロリ菌にもある種の役割があることがアメリカやドイツの研究グループで発表されました
ピロリ菌は胃のホルモンに影響与えて胃酸の調整を行うことがわかりました
他にもピロリ菌は免疫細胞に働きかけ、喘息やアレルギー反応にも抑制的に働くと言う研究結果もあります
つまり体内に宿っている細菌はすべてコミニケーションをとっており共存共生していると私は思っているのです
つまりバランスが大切だと思います
ピロリ菌が多くなりすぎると炎症起こしたりするので厄介なものだと医学の中では決めています
古代から人と共生してきたピロリ菌は、ここ数十年の間に除菌の対象となり絶滅に追いやられているといっても過言では無いのです
まだまだはっきりと解明されてない常在菌の世界ですが、少なくとも微生物に「善」や「悪」は無いと私は思っています
人間の浅はかな知識で除菌や殺菌を進めていくのであれば必ずバランスが崩れると思っています
きれい好きな人ほど病気になりやすいと言っても良いかもしれません
全ては調和であり共存共生であると思います
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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