「恐れ」は悪い感情じゃないので正しく恐れたほうが良いと思う
新型コロナウィルスの拡大は今でも世界で広がっています
そんな中で不安や恐れを感じる人も多いのではないでしょうか?
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
メディアやSNSを見ると、「恐れずに平常心でいましょう」「ピンチはチャンスなので楽しく過ごしましょう」のような表現をよく見ます
まんざら間違いじゃないので否定はしません
しかし、僕は不安や恐れを感じる事は悪いことだとは思っていないのです
なぜならば、恐怖は脅威に対する正常かつ必要な進化的反応だからです
最終的に、恐怖は私たちを安全に保つように設計されているのです
もし太古の昔、草原でライオンに遭遇して恐怖心を抱かなかったら?
すぐに食べられて終わってしまっています
人間は長い歴史の中で脅威に出会った時に「戦うか逃げるか反応」を自然に身に付けているのです
これを「闘争逃走反応」と言います
この反応は恐怖に対する生物学的な正常な反応であり、危険な動物に遭遇するといった脅威から逃げるため、アドレナリンなどのホルモンが大量に分泌されます
現代で言えば、人間の脳は感情的・社会的・物理的な脅威が自分自身の生存に与える影響を評価して、場合によってはこの反応が出るのです
その結果角に不安を感じたり、恐怖のあまり心拍数や血圧などが上昇すると思います
実は新型コロナウィルス拡大の事実に「闘争逃走反応」は必要ない
人間の進化の過程で発達してきた闘争逃走反応ですが、実はこのシステムは不具合が発生しやすく、実際にはそれほど深刻でも緊急でもないのに反応が出てしまうのです
つまり新型コロナウィルスへの感染を心配することで、戦うか逃げるか反応が起きてしまうことがあるのです
確かに新型コロナウィルス感染症は脅威の1種ではあるものの、戦うか逃げるか反応によって筋肉が緊張したり強い興奮を覚えたりしても何の役にも立ちません
感染症の脅威に対して必要なのは、正しい知識と合理的なアプローチでしかないのです
手洗いやうがいをちゃんとする
人混みのところに出向かない
換気の悪い施設や集合場所に行かない
近距離での会話をする集まりに出席しない
日常的から健康間連の情報をこまめにチェックしている人や、特定の事柄を繰り返し確認する傾向が強い人は強迫性障害の兆候があるかもしれません
簡単に言うと1日中メディアのニュースを見ていたり、新型コロナウィルスに関してのSNS情報を頻繁に確認してる人がそれに該当するかもしれません
実際に今かなり不安が高まって日常生活に支障が出てしまう場合には、新型コロナウィルス感染症関連のニュースやSNSの投稿を頻繁にチェックするのを止め、通知をオフにすることが最も大切だと思います
情報の中には多くのフェイクニュースも含まれるため不安がさらに加速される恐れがあるからです
多くの場合には病気そのものよりも「不確実な情報への不寛容性」が人々の不安を継続させてしまうのです
新型コロナウィルスの感染症に対抗した警戒や予防処置は必要ですが、心理的な苦痛や過度なパニックは必要ないと考えています
日常生活を継続し、都道府県や国が発表する指示に従い、視点を維持して不必要なストレスを軽減することが心理的な制度の鍵だと思っています
恐怖や不安は決して恥じるべき感情ではありません
今回の新型コロナウィルス感染症の事態に関しては「闘争逃走反応」や「強迫性障害」は必要ありません
毎日メディアを見ると多分世界各国の様々なニュースを受けてしまいそういう状態になる人が日々増えていってるように感じます
恐れるのであれば正しく恐れたいと言うことなのです
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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