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プラゴミ問題は現実を知ることからスタートすると思っています

先日あるニュースを見てびっくりしました

それは株式会社オレンジページさんの「プラスチックゴミ」に対しての調査結果です

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

調査の対象は国内在住の20歳以上の女性との事でした

例えばレジ袋の有料化で、プラゴミ問題への関心が高まったか?と言う質問で、「はい」と答えた人は全体の92%だったと言うことです

レジ袋でプラゴミ問題が全て解決しない事は知ってますが、間違いなく意識付けにはなっているみたいです(レジ袋はプラごみ問題の中で約2%程度と言われています)

そして僕がびっくりしたのが、日本の廃棄している国民一人当たりのプラごみ量が世界ワースト2と言う事実を知っていますか?と言う質問で、知っている人はわずか20%だったと言うことです

日本人は間違いなく世界ワースト2のプラゴミ排出国民だと言うことをほとんどの人が知らないと言うことです

え〜やっぱり認識されてなかった

また今世界中で問題になってる海洋汚染の要因とされている「マイクロプラスチック」について、言葉の意味まで理解してる人は30%ほどだったと言うことです

いかに日本と言う国でこの問題がメディアで取り上げられず、真剣に向き合おうとしてないかということがわかります

ヨーロッパに行ってテレビをつけると毎日トップニュースが地球環境問題のことです

毎日メディアがトップニュースとして取り上げることによって国民は意識をして行動するように変化しています

しかし今回の調査で分かった事は、プラごみに対して日ごろ感じている意識が上昇していると言うことです

家庭から出るプラゴミが環境に与える影響が大きいと思うか?と言う質問に対して89%の人が「はい」と答えています

プラゴミを出すことが後ろめたいか?と言う質問に対して53%の人が「はい」と答えています

プラスチック製のパッケージや使い捨て容器、袋などを過剰だと思ったことがあるか?と言う質問に対して85%の人が「はい」と答えています

と言う事は関心がないのではなく、メディアがトップニュースとしてこれらの環境問題のことを毎日報道したらこの国は一気に変わると思っています

2010年のプラスチック排気量は全世界で約3200万トンでした

その数字はこの10年間で減るどころか増え続けています

日常的にプラスチックが使われるようになったのはまだ50〜60年程度です

そしてこの10年間の中で新なる言葉が生まれました

それは「マイクロプラスチック」です

紫外線や酸素、水の力などで劣化し、次第に細く砕かれ長さが5ミリ以下になった断片をマイクロプラスチックといいます

肉眼では見えないような小さなものもあります

地球上の全海域でマイクロプラスチックは確認されていますが、特に日本周辺の海洋にはアジアからのプラゴミが集まってきているのでマイクロプラスチックの濃度が非常に高いのです

マイクロプラスチックのゴミベルトと言うことです

マイクロプラスチックは市販の魚介類の内臓からもたくさん見つかっています

私が懸念しているのは、マイクロプラスチックはPCBやDDEなどの毒物を吸着する性質があり、マイクロプラスチックを摂取すると、濃縮された毒物を体内に取り込むことになると言うことです

実際日本人の排泄する便の中から大量のマイクロプラスチックが検出されています

プラスチックを食べていると言うことです

どれぐらい食べてるかと言うと、ある調査によるとクレジットカード1枚分を毎月食べていると言われています

地球環境問題の第一歩は現実を知ることだと思っています

現実が知られてない中で行動を起こそうと訴えても何も変わらないと思ってます

まずは知ることが第一歩!

そんなことを思ってブログに書きました

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