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マイクロプラスチックの発生源は意外なところが多いことがわかりました

先日テレビを見ていたらマイクロプラスチックの話題が放映されていました

マイクロプラスチックといえば世界の海洋問題の原因となっており早急な対策が必要な環境汚染問題です

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

年間約800万tものプラスチックが海へ流出していると言うことが大問題になっています

https://youtu.be/F5Dp4p3A3-8

プラスチックゴミと言えば、レジ袋やプラスチック容器、ペットボトル等を思いつく人が多いと思います

私はマイバックも使っているしプラスチックゴミのポイ捨ても一切しないので大丈夫!と思っている人も多いと思います

しかしマイクロプラスチック問題の意外な犯人は様々なところに潜んでいたと言うことがわかりました

テレビで放映していたのは、家庭で排出される洗濯排水から大量のプラゴミが検出されたと言うニュースです

以前にもブログに書いたのですが、我々が着ている服の合成化学繊維で作られているものは洗濯をするたびに細かいプラスチックがフィルターを通り越えて河川や海に流出してるのです

https://117kirei.com/20200801toribeblog/

合成化学繊維はプラスチックと言うことです

ポリエステルなどの化学繊維はプラスチックでできており、洗濯をするたびに細くなったマイクロプラスチックが汚染源になってると言うことです

これだけでもびっくりするのですが、他の番組での報道ではさらなる違う流出源が判明したと言うことです

それはちぎれた人工芝です

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000138354.html

グラウンドに敷かれている人工芝や、玄関の足ふきマット、ベランダに使われている人工芝が破れてボロボロになり、水路に流れていると言うことです

実は日本の近くの川や海で見つかるプラスチックの10~20パーセントは人工芝なのです

びっくりしますよね

レジ袋やペットボトルではないと言うことです

さらにびっくりするのはもう一つ意外な流出源があったと言うことに驚愕しています

それは農家さんがお米を作るときに使う肥料だと言うことです

肥料ですよ

肥料は、表面を薄いプラスチックでコーティングしてから撒くそうなんです

http://www.archipelago.or.jp/scf/news/entry-1736.html

肥料をプラスチックでコーティングすることにより、カプセルのすき間からじわじわと成分が染み出すので、長持ちするのだといいます

つまり、毎日まく必要があった肥料を、シーズンごとに一回まくだけでよくなるなど、とても便利なんです

まかれた後に残る殻は、4ミリくらいのとても小さな粒です

田んぼの水を入れ替えたり抜いたりするシーズンには、米を作っている地域の海岸は、このプラスチックの殻で覆われます

何気なく食べているお米作りにマイクロプラスチックが関係してるなんて本当にびっくりです

実際にお米も多くのものはプラスチックの肥料が使われていますが、一部のお米はこの肥料を使わずに育てているそうです

しかし実際にお米を買うときにプラスチックの肥料が使われているどうかなどの表示は一切ありません

私たちが想像していたマイクロプラスチックの流出源が本当に多岐に渡っていることを知って驚愕しています

単純にプラスチック製の容器やペットボトル、レジ袋やプラゴミだけの問題ではないと言うことなのです

目に見えないところで私たちは大量のプラスチックや化学物質に囲まれて生活しています

本当にこのままで良いのでしょうか?

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