自然界の生き物は変化に対応し続けて生きているのかもしれない
自然界に生きてるすべての生き物は地球の変化に対応しながら変化し続けていると思っています
その中で変化に対応できないでいるのが人間かもしれません
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
例えば世界で減少の一途を辿るサンゴですが、サンゴが死滅する要因は様々ありますが、その一つが気候変動による海水温の上昇と言われています
しかし海水温が変化するとサンゴは自分の生態系にマッチする地域にどんどん生息域を移動させていくのです
日本では南の沖縄とイメージがありますが、最近では千葉県の館山でもサンゴが発見されています
海水温の変化に応じて自分たちの生きる場所を変えていっているのです
最近の研究では海水が酸性になってもそれに対応するサンゴも現れたと言われています
人間が生まれる遥か以前から地球であらゆる変化に対応して生き残ってきている生き物の一つです
決してサンゴだけではありません
目に見えない菌やウィルスも常に変化し続けているのです
抗生物質の多用により菌を殺そうと思えば、生き物である菌は耐性をつけて強くなってきます
新型コロナウィルスにしても殺そうとすればするほど変異して新しいものになっていきます
自然界の生き物はすべて生き残るために変化し続けているのです
時代の変化に対応しきれず遅れてるのが人間だと思います
そんな中で人間が石油を原料として作り出した人工物質を分解するバクテリアや微生物が注目されています
私たちが作り出した最も便利で安定している人工物質の一つがプラスチックです
プラスチックは恐ろしく丈夫で長持ちすることがわかっています
完全に分解されるまでには500〜5000年以上かかると科学者は予測しています
プラスチックからの有害化学物質は海洋や土壌、食物や水、さらには私たちの体内へと広がってきています
特に懸念されているのはプラスチックの可塑剤として使われる「フタル酸エステル類」です
プラスチックの添加剤として使われるまで、がんの原因となったりホルモンかく乱物質として作用し非常に人間にとって危険なものだと言うことが知られています
どれくらい危険なのかはこちらを参考に⬇︎
しかし2011年カナダの高校生たちがこの「フタル酸エステル類」を分解するバクテリアを発見したのです
有害な毒であるフタル酸エステル類を分解して、二酸化炭素や水、アルコールなどにできる生き物が地球上にいたと言うことです
しかし最初からいたわけではありません
人間が作り出した人工物質を分解する微生物やバクテリアが次から次えと生まれていってるのです
正式に言うと人間が作り出した人工物質を分解するように変化し続けているのです
その他にもプラスチックを分解する虫も発見されています
プラスチックを分解する微生物が出すある酵素がポイントだと言う大学もあります
人間が作り出した不都合な毒性の中化学物質を分解しなければ生き残れない環境になっていってるのかもしれません
世界の各地ではこのように有害化学物質やプラスチック等を紹介する生き物や生物日生まれ始めています
だからプラスチックやゴミ問題が大丈夫だと言うことではありません
ありとあらゆる生き物が人間が作り出した悪環境の中で必死になって変化をし続けて生き残っていってるのです
そこに甘んじているのは人間なのです
自然の摂理を無視した人工物質の後始末を他の生き物に任しておいたらダメなのです
アインシュタインはこのような言葉を残しています
問題を生み出した時と同じやり方で考えた限り問題は解けない
化学合成によってプラスチックを作っているのであれば、解決策は化学の世界にはないと言うことです
人間はいつしか自然を支配したと勘違いしています
どんなに科学が進歩しても人間は自然にはかなわないのです
自然の摂理を謙虚に学び、自然の力を借りて共存共生の道に行くことを早く気づかなければいけません
そんなことを感じさせてくれる日々です
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