「キレる高齢者」が日本国内で激増しているらしいです
コロナ禍でストレスが溜まりイライラしてる人が全世界で増えてるみたいです
そんな中で再度重要視されているのが「アンガーマネジメント」です
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
つまり「怒り」と言う感情に支配されるのではなく自らがコントロールすると言うことです
これが簡単なようで難しいこともあります
そんな中で高齢者が特に怒りと言う感情がコントロールできずに爆発してるのです
法務省の「犯罪白書」によれば、65歳以上の高齢者による暴力沙汰・犯罪行為は大幅に増加し、20年前と比べて強盗は約8倍、傷害は約9倍、暴行にいたってはなんと50倍近くに増えているといいます
「歳をとると、人はまるくなる」という言い回しは、通用しなくなったているようですね
高齢者の怒りの厄介なのが、怒りがなかなか収まらないことなんです
原因の1つはメンタルの問題です
やる気のなさや意欲の衰え、感情レベルの低下、何事にも関心が薄れる一方で、イライラや怒りが強くなることです
2つ目の原因は脳の老化です
実は脳は鍛えれば何歳からでも若返ると言うことがわかっています
しかし過去の固定観念ががんじがらめになり頭が硬くなるのです
〇〇しなければならない!〇〇あるべきだ!などの固定観念から人へアドバイスをするのです
良かれと思ってするアドバイスですが、これが問題なんです
昔から人々が言い続けてる名言があります
それは「昨日と他人は変えられない!」です
厳密には過去は捉え方で変えられるかもしれませんが、今は普通の考えとしてそう言われてるんです
他人は変えられないのに、自分の固定観念から周りにアドバイスをしてその行動によってイライラするのです
マスクをしない人を見てイライラして
アドバイスを聞かない人に対してイライラして
自分の価値観と違う人にイライラしてして
またもう一つが「取り越し苦労は時間の無駄」だと言うことです
将来の年金や病気になる可能性など、起きていない事を不安視しイライラしたり怒りを募らせると言うことです
時間の無駄以外の何者でもないのです
心配事のほとんどは取り越し苦労です
アンガーマネジメントの中では、「怒りの6秒ルール」や「深呼吸」が大切などと言われています
ほとんどの怒りが突発的なものなので、ちょっと時間をおくと落ち着くことが多いです
意外なことに、人間の怒りの感情ピークは6秒間しか続かないことが生理学的にもわかっているのです
怒りの感情に駆られても、すぐに前頭葉の働きで感情が制御されると言うものです
イライラしたり怒りの感情がこみ上げてきた時は深く深呼吸をして6秒数えると良いと言われています
現役時代は温厚でも、定年になったさに怒りっぽい性格になる人が増えていると言うことです
なぜならば、定年後に社会や人との関わりが減ることで自己肯定感が薄れていくことが考えられます
実はいろいろ書いてますがこれは高齢者だけの話じゃないんです
実際ストレス社会の中でイライラや怒りがこみ上げてくることが多くなっているのは間違いありません
そんな中で一時的な感情に支配されて大切な人生を棒に振らないためにも少しだけブログに書きました
何かのお役に立てばありがたいです
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