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気候変動問題以外でも避けられない現実的な問題がたくさんある

先日国連が主催する初の「食糧システムサミット」がオンラインで開催されました

150カ国を超える国々のリーダーが参加する大きなサミットになったのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

わが国の菅首相もビデオメッセージを発表しました

https://m.youtube.com/watch?v=NfBL_DWL4H4

https://m.youtube.com/watch?v=kk0Gu2uq0rQ

そもそも「食糧システム」とは?

食料の生産から加工・輸送・消費に関わる一連の活動を指します

これらが大きな問題を抱えていると言うことです

なぜならば世界人口は未だに爆発的に増え続けてますが、それに伴っての必要食料がどんどん捕れなくなっているのです

今のままのシステムでは、世界の食糧需給バランスが維持できずに、環境破壊も進んでいきとんでもないことが起きることが想定されているからです

2050年には人口が1.3倍増えると想定されてます

しかし食料需要は1.7倍増えると言うことです

世界中の人間が食べていけるようにするには大量の食料の生産が必要と言うことです

しかし現実的には気候変動や環境汚染の問題によって干ばつや水害、様々な生態系の変化などがあり食料は年々と厳しい状態になっていってます

それでも何とか農地を確保し食糧生産を増やさないといけないと言うことで森林伐採が世界中で起きているのです

逆にそれって環境破壊でさらなる食糧難を招いているのではないかと私は思っています

さらにお肉の需要が高まることにより畜産や家畜関係の需要が伸び続けています

しかし国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の温室効果ガスの排出量のうち、家畜(飼料含む)による排出が15%を占め、そのうち65%が牛肉と牛乳によるものという

家畜生産が増えれば増えるほど温暖化が進んでしまうと言う悪循環も生まれます

そもそもそんだけ食料を作らなければいけないのでしょうか?

なぜならば、本来食べられるのに廃棄される「フード(食品)ロス」は世界で年間13億トン、日本では年間600万トンに上ります

しかし世界を見てみるとアフリカなどでは依然、食料不足で飢餓の問題が続いている

国連世界食糧計画(WFP)は22日、アフガニスタンで日々の食事に十分な量の食料を確保できている家庭が全体の5%にすぎないとする報告書を公表してます

ある所では毎日食料を大量に捨てている

ある所では食料が食べれずに多くの子供たちが死んでいっている

その他にも世界的な物価が非常に高くなりてます

食用油が前年に比べて2倍以上、小麦が1.3倍以上高くなっています

このままでいけば人口だけが増え続け、食料や水を争って争いが起きる事は間違いありません

今回のサミットで国連は様々な食料問題に対して全世界が一丸となって取り組めるように8分野に問題を分けました

「飢餓の撲滅」「食品ロス」「気候目標」「健康的な食事」「学校給食」「水産食品」「適切な労働と賃金」「農業生態学」の八つを重点分野として、参加国に取り組みを促していく方針です

我々日本では大量の食料を食べられるのに捨てている現状があります

そしてゲノム編集や遺伝子組み換えなどによって不自然な食べ物を大量に作り出そうとしている取り組みも気になります

人口が増え続けていく現状がある中で、食料は減り続けていく不都合な真実があるのです

この問題をどう捉えていくのか?

少なからず私たちは食品ロスをなくし、限られた食料に感謝しながら食べていくことが大切だと思います

そんなことをニュースを見て感じたのでブログに書きました

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