稲作に使われる肥料がプラスチック汚染源になっている現実がある

意外なものがプラスチック汚染の原因になってることがあります
今回は稲作に使われている肥料にプラスチックが使われている現実をお伝えします
株式会社 日向の鳥辺康則です
国際連合(UN)の調査によると、世界の年間プラスチック生産量は4億トンを上回っているとのこと

その中でリサイクルされているのはそのうち10%以下なんです
ほとんどが埋め立てられたり・燃やされたり・投棄されています
これが現実なんです
そして年間1,900万~2,300万トンのプラスチックが海や川に流れ込みマイクロプラスチックが生態系破壊を引き起こす原因となってます
また、プラスチックによる温室効果ガス問題も懸念されています
経済協力開発機構(OECD)は、2060年までにプラスチックのライフサイクルから排出される世界の温室効果ガスの量が2019年の2倍以上に増加し43億トンに達すると予想してます
そんなプラスチックですが、以外のところでも使われている現実があります

それが稲作の肥料です
肥料にプラスチックが使われるようになったのは1970年代からです
プラスチックで肥料の表面を覆われた「被覆肥料」です
一定の水分が浸透すると殻が破れて中身が溶け出す仕組みなんです
分かりやすい言うと「プラスチックコーティングされた肥料」です
しかしこれが今問題になっているんです
コーティングが破れて用が済んだプラスチック殻は小さ過ぎて拾うことも難しく、水で分解されることないので川に流れ込みやがて海に流されて汚染源になっているんです
肥料製品の問題はほぼ全量が回収されることなく環境を汚し続けていることです
そしてマイクロプラスチック問題を引き起こすことが確実なことなんです

しかしビックリするのはそのことを現場で使っている農家さんがほとんど知らないんです
農家さんの多くはこうした「被覆肥料」の仕組みを必ずしも理解していません
そこが問題だと思うんですよね
知らないで使っている化学肥料
そしてそれが汚染源になっている
世界で脱プラスチックが叫ばれる中で、農業界は関係ないと思ってる人が多いんです
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210518/k10013037271000.html
環境問題で大切な事は、まずは現実を知ることです
現実をした中で関心を持って欲しい

そして関心を持ったものの中で、行動にするものがあれば積極的にアクションを起こしてほしいと思ってます
化学肥料に頼らずに、オーガニックな生産物を作る人が増えることを私は期待しています
そうしなければ、まった無しの状態だからです
そのために私は現状を伝えたくて様々な情報を書いています
最後まで読んで下さってありがとうございます

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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