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人間はネガティブのことのほうの方が引きずりやすいみたいです

人間生きていれば良いことも悪いことも両方おこると思います

そんな中で人間は良かった出来事よりもネガティブな出来事の方を引きずりやすいみたいです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

そのことを専門用語で「ネガティビディバイスアス」と言うらしいのです

ポジティブな情報よりネガティブな情報の影響を受けやすく、マイナスなことほど記憶に残ると言う心理を表す用語です

だからこそメディアは良かったニュースよりもネガティブのニュースを頻繁に流しているのです

芸能人のスキャンダルだったり、悲惨な出来事です

それは私たちの脳がネガティブな情報に意識を向けやすい傾向にあることを知っているからです

ネガティブの強さは、状況によってポジティブの20倍の範囲で推移すると言われています

実は生後3ヶ月の乳児もこのネガティビディバイアスが働いてると言われています

ネガティブな刺激により強く反応してしまうのは、決してあなたが悪いのではなくすべての人類に備わった共通システムだと言われています

さらに悪い事は、人類にもう一つ共通した認識があるのです

それは「ポジティブな情報ほど長持ちしない」と言う心理です

社会心理学者のデビッド・マイヤーズは、人間の幸福感についてリサーチを重ね、こう結論づけたそうです

「情熱的な愛、精神的な昂り、新しい所有の喜び、成功の爽快感。すべての望ましい経験は、いずれもそのとき限りのものである。この点はいくら強調しても足りない」

この現象を、心理学では「快楽の踏み車」と呼びます

ホイールの中を走るハムスターが決して前に進めないのと同じように、人間の喜びも同じ位置にとどまり続ける事実を表した言葉です

幸せはすぐ消え去るのに苦しみは数倍の強さで残り続けるのだから、私たちが生きづらさを感じるのは当然でしょう

やはり人間の精神は「苦」が普通だと言うことです

人体に「苦」が標準で備わったのは、人類の生存に有利だったからだと言われます

私たちの祖先であるホモ・サピエンスが出現したのは約20万年前で、彼らは現代では考えられないレベルの脅威にさらされながら生きていました

その中で生存するために身に付けた感覚だと言われています

脅威に満ちた環境生き抜くにはできるだけ臆病になるのが最適だったのです

そんな理由もありSNS上ではポジティブな情報よりネガティブな情報の方が拡散されやすいです

フェイクニュースや陰謀論などがあっという間に人々の興味を集めて拡散されます

だからこそそれでいいとは思ってません

つまりはネガティブをキャッチしやすいのは人間が持った本来の性質なので、それ以上の努力としてポジティブなものを掴む必要性があると言うことです

起きる物事は同じなのですが捉え方はそれぞれです

その捉え方によって天国にもなり地獄にもなるのです

ネガティブを拾いやすいと言うことに意識を向けるのではなく、積極的にポジティブを拾っていく習慣を身に付けることが大切だと思います

そんなことを思ってブログを書きました(^◇^)

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