環境に良い電気自動車ですら問題が全くないわけではないんです
英スコットランドのグラスゴーで開催されているCOP26ですが先進国と途上国の間に溝がありなかなか全ての国の合意は難しいみたいです
そんな中話題になっているが、各国の首脳が現地入りするときに使った飛行機です
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
環境問題のことを話し合う世界的会合に飛行機を使ってくるなんて・・・
飛行機は乗客一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量が鉄道より多くなることから、欧州では短距離の移動に鉄道の利用を促す機運が高まっていたりもします
私も出張の際に飛行機を乗ると、所属している環境団体から非難される場合もあります
今回約400機以上の専用機や自家用機を利用してスコットランドに各国の首脳は入ってきたと言うことです
米国のバイデン大統領はエアフォースワンとそれに同行する4機の大型ジェットで英国入りしたと言うことが大きく報じられました
また環境問題を考えているのであれば肉食をやめるべきだと主張する人も多いです
私も積極的には食べないとしても、たまにいただくので非難されることがあります
移動手段に使う自動車などもそうです
ガソリン車やハイブリット車に乗っていると環境団体から非難されることもあります
なんで電気自動車に乗らないんだ‼️と厳しいことを言われます
しかし電気自動車だったら絶対に環境負荷がないのか?と私は疑問に思います
なぜならば大量のリチウム電池を使うからです
現代の我々にとってはリチウム電池は必要不可欠な技術である事は認めます
スマートフォンやPC等の情報端末なしの暮らしは考えられないからです
しかしリチウム電池がどのように作られているかを知っている人はあまりません
実はリチウム田と言われる水田みたいな形で大量生産されているのです
リチウム電池の原料となる炭酸リチウムを効率よく採取するためにそれを含んだ水を張り、蒸発させ濃縮するための池みたいな水田のことです
言うまでもなく人工的に作られた池みたいなものです
それには大量の土地が必要であり主に南米を中心に環境破壊を行いそれらの工場がたくさん作られている事実があります
つまりリチウム電池を作るために大規模な工場が必要でありそのための環境破壊が実際は行われているのです
2035年になれば欧州ではガソリン車(ハイブリッド車を含む)の販売が全面禁止となることが発表されています
そうなればリチウム電池の重要はこれまでの比ではなくなる
そうなると発展途上国などにそれらのプラントを大量に作る必要が出てくるのです
先進国は自国で作ると様々な国から指摘されるため、お金のない後進国にこのような作業を押し付けます
そもそもガソリン車は化石燃料の原油を掘ることから、電気自動車はリチウム田を掘ることから始めるしかないのです
当然電気自動車はCO2排出がありません
しかし廃車後のリサイクル率まで考えるとどうなのでしょうか?
また電気自動車の主になる膨大な電力はどのように世界で生産したのでしょうか?
災害時などに電力供給が絶たれた場合はどうするのか?
様々な問題もあります
決して電気自動車を否定するわけではありません
私も電気自動車を積極的に採用しています
しかし、電気自動車に乗ってるから環境に100%良いと言ってる方がいるので違和感を感じるのです
CO2を排出しない事は確かです
しかしその電気自動車を作るために地球の裏側で大量に環境破壊がされているとしたら?
大気も海もすべてはつながっているのです
地球の反対側で汚染されたものは必ず日本にも影響が及びます
いいたかったのは人間は生まれてから経済活動行うと必ず環境に負荷をかけると言うことです
そして環境問題の団体の方々は、必ず周りを非難否定しかしません
飛行機に乗るな!肉を食うな!ガソリンの自動車乗るな!・・・
でも見方を変えると必ずどこかに環境に影響かけていると言うことがあるのです
相手を責めることなく、相手を攻撃することなく、一つになってわれわれはこの問題に取り組まなくてはならないと思っています
環境問題のことにあまり興味ない人に対して攻撃したり責めたりしたその先に明るい未来はないと思ってます
人のことをとやかく言うのではなく自分ディスタンスで真剣に環境問題と向き合ってほしいと思っています
そんなことを思ってブログに書きました(^◇^)
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