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使い捨てプラスチックの廃棄量が記録的な量になっている現実がある

20世紀最大の発明と言われたプラスチックです

安価で自由自在に形を変えられて耐久性がある

株式会社 日向の鳥辺康則です

現在社会の私たちの生活になくてはならないものになりました

しかし、その大発明のプラスチックが21世紀に入って大きな問題になったのです

それがプラスチックは自然界で分解されないと言うことです

何百年も何千年も形を変えて地球をさまよいます

そして小さくなったマイクロプラスチックやナノプラスチックが、現代の人間に大きな悪影響を及ぼしていることが判明してきてるのです

私が一番懸念してるのは赤ちゃんや子供たちです

赤ちゃんの体内プラスチック被曝は成人の10倍以上って言われてます

お母さんの母乳の中からや、胎盤の中からもマイクロプラスチックが検出されている事実もあります

本当に、プラスチックのゴミの中で胎児が育つと思うとちょっとぞっとするのが現実です

もちろん悪いニュースばかりではなくプラスチックを分解する酵素を持った微生物が発見されたり、次世代の生分解性なるプラスチックが開発されたりしてることを知っています

しかし、そもそも使い捨てプラスチックの量は減っているのでしょうか?

過去に書いたブログもあるので参考にしてください⬇︎

https://117kirei.com/20210415toribeblog/

https://117kirei.com/20220327toribeblog/

そんな中衝撃的なニュースがはいってきました

それは化石燃料を原料とする使い捨てプラスチックの廃棄物が、全世界合計で記録的なレベルに達していることが分かったのです

「プラスチックごみメーカー指数」の報告書を出したのはオーストラリアの慈善団体「ミンダルー財団」です

2019年の発表に続き、2021年の数字が発表されました

それによると2021年に世界で排出された使い捨てプラスチックの廃棄量は1億3900万トンになったと言うことです

1回目の2019年と比べて600万トン上回った数字なんです

この2年間に排出されたプラスチックごみは、1人当たり1キロ近く増えたことになります

さらに、2023年の予測としては大幅に上回ることが予測されています

使い捨てプラスチックの規制などが世界で進む中、現場としては減ってるところが増えていると言うことです

一方で、プラスチックのリサイクルは生産量に追いついていないことが確認されてます

使用後は埋め立て地や海岸、河川や海の中などに廃棄される可能性が高いことも分かったのです

世界的にはリサイクルされているのは9%程度と言われています

ほとんどが埋め立てられたり、投棄されている現状があります

日本ではプラスチックを燃やして、エネルギー源に変えるサーマルリサイクルもリサイクルに入れてますが、他国ではそれはリサイクルとは言わないのです

実際は、リサイクルするよりも新たに作る方がとても安くなるので、リサイクルされていないのです

結局は経済最優先と言うことです

なぜプラスチックのニュースを今回ブログに書こうと思ったか?

実はあまり知られていませんが、一人当たりプラスチックの廃棄量が日本人は世界ワースト2位なんです

アメリカに次いで、日本人は一人当たりのプラスチックのゴミを出してるのがとても多いと言うことです

バナナが袋に入って売ってる国はそんなにありません

国内にはおよそ500万台の自動販売機があり、ペットボトル入りの様々な飲料を買える国もそんなにありません

とても過剰包装の部分もあるし、便利で豊かな国ではあるが、プラスチックに対しての危機感が低いようにも感じます

これだけ世界中がプラスチックのことを問題にあげてるのに、実質は使い捨てプラスチック排気量が減るどころか、増え続けていると言うニュースを聞いてとても残念です

そんなことを思って再度ブログに書くことにしました

読んでいただけてありがとうございます

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